谷繁元信氏、殿堂レリーフに込められた想い

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2025年01月22日 16:04  ベースボールキング

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谷繁元信氏の殿堂レリーフ(提供=株式会社Flying B Entertainment)
 現役時代は横浜(大洋)、中日でプレーしNPB通算最多となる3021試合に出場した谷繁元信氏は、2024年にプレーヤー部門で野球殿堂入りを果たしたが、そのレリーフが話題を呼んでいる。

 レリーフに使用する写真は球団ごとの成績、所属年数で選ぶそうだが、谷繁氏は横浜(大洋)と中日、それぞれの所属年数がほぼ同じということに加え、両球団への思い入れが非常に強く、どちらか1球団の写真という事はしたくないという事で、キャッチャーヘルメット姿での写真をチョイスした。

 もちろん、そこには捕手としての姿を残したいという想いもある。今回発売した記念グッズでも、ロゴには横浜、名古屋の街並みがそれぞれデザインされており、タンブラーには球団ごとの背番号がデザインされており、両球団へのリスペクトが表現されている。

 谷繁氏は江の川高校から88年ドラフト1位で大洋に入団。98年には横浜の38年ぶりのリーグ優勝、日本一に貢献。02年から中日に移籍し、07年には正捕手として53年ぶりとなる日本一の立役者となった。13年には通算2000安打を達成し、実働27年で日本記録となる通算3021試合に出場し、27年連続安打、本塁打を放った。14年からの2年は中日の選手兼任監督、16年は監督としてチームを率いた。

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