アーセナルに所属するドイツ代表FWカイ・ハヴァーツとそのパートーナーをSNS上で脅迫したとして、17歳の少年が現地警察に逮捕されたようだ。21日、『BBC』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。
アーセナル在籍2年目の今シーズンは、ここまで公式戦通算29試合に出場し13ゴール3アシストをマークしているハヴァーツ。現地時間12日に行われたFAカップ3回戦マンチェスター・ユナイテッド戦にもフル出場したが、試合中には再三のチャンスを決め切ることができず、PK戦では2人目のキッカーとして登場したものの失敗。結果として、アーセナルは数的有利を活かせず、敗退の憂き目に遭っていた。
試合後には現地ではハヴァーツに対する誹謗中傷がSNS上で多発。その中には昨年11月に妊娠を発表したパートーナーのソフィアさんを標的としたものも含まれており、「流産しろ」などという胎児への脅迫ともとれる内容があったという。その後、ソフィアさんは自身が受け取ったダイレクトメッセージ2通をInstagramのストーリー上に投稿しつつ、「自分自身を恥じて欲しい。何と言ったらいいかわからないけど、みんなもっとリスペクトを持って。私たちはこんなことを言われる筋合いはない」とコメントしていた。
こうした事態を受け、アーセナルはデータ技術会社『Signify』に対してSNS上で誹謗中傷を行った人物の特定を依頼。ハートフォードシャー警察は捜査に乗り出し、現地時間21日火曜日にセント・オールバンズ出身の17歳の少年を「悪質な通信」を行った疑いで逮捕したという。現在も捜査は続いているが、17歳の少年はすでに保釈されているようだ。
なお、この件に関してアーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は「何か対策を講じなければいけない段階だ。それを受け入れて隠蔽することは恐ろしい結果を招く。これはフットボール界から根絶しなければならない」と明言していた。
【ハイライト動画】FAカップ3回戦のアーセナルvsマンチェスタ・ユナイテッド