「第3回新潟国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門のノミネート作品が決定。日本からはいましろたかし原作、久野遥子、山下敦弘監督による映画「化け猫あんずちゃん」、藤本タツキ原作、押山清高監督による「ルックバック」が選出された。
【大きな画像をもっと見る】3月15日から20日までの6日間開催される「第3回新潟国際アニメーション映画祭」。映画祭のメインである長編コンペティション部門には、世界28カ国と地域から映画祭の第1回、第2回を大きく上回る69作品がエントリーされ、そのうち12作品が今年のノミネート作品に選ばれた。
併せて第3回の長編コンペティション部門の審査員長、審査員が明らかに。審査員長は、スペインの映画プロデューサーであるマニュエル・クリソボル氏が務め、審査員にはアメリカのアニメーション作家であるクリスティン・パヌシュカ氏、「どーもくん」「リラックマ」シリーズなどのプロデューサー・松本紀子氏が名を連ねた。
■ 「第3回新潟国際アニメーション映画祭」(Niigata International Animation Film Festival 2025)
会期:2025年3月15日(土)〜 20日(木)
□ 長編コンペティション部門ノミネート作品
「バレンティス」(イタリア / 2024年 / 72分)
監督:ジョヴァンニ・コロンブ
「クラリスの夢」(ブラジル / 2023年 / 83分)
監督:グート・ビカーリョ、フェルナンド・グティエレス
「化け猫あんずちゃん」(日本・フランス / 2024年 / 92分)
監督:久野遥子、山下敦弘
「リビング・ラージ」(チェコ / 2024年 / 112分)
監督:クリスティーナ・ドゥフコバ
「ルックバック」(日本/2024年/58分)
監督:押山清高
「メモワール・オブ・ア・スネイル(原題)」(オーストラリア / 2024年 / 94分)
監督:アダム・エリオット
「オリビアと雲」(ドミニカ共和国 / 2024年 / 81分)
監督:トマス・ピシャルド・エスパイヤット
「ペーパーカット:インディー作家の僕の人生」(アメリカ / 2024年 / 87分)
監督:エリック・パワー
「ペリカン・ブルー」(ハンガリー / 2023年 / 80分)
監督:ラースロ・チャキ
「口蹄疫から生きのびた豚」(韓国 / 2024年 / 105分)
監督:ホ・ボムウク
「ワールズ・ディバイド」(カナダ / 2024年 / 116分)
監督:デンバー・ジャクソン
「ボサノヴァ〜撃たれたピアニスト」(スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル / 2023年 / 103分)
監督:フェルナンド・トルエバ、ハビエル・マリスカル