元アウトドア店員が2025年に購入したい「アウトドアギア」3選【2025年1月版】

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2025年01月22日 21:00  Fav-Log by ITmedia

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出典:Unsplash

 2025年を迎え「今年はどんな山に登ろうかな」「どんなキャンプをしようかな」とアウトドアの計画を立て始めている人も多いのではないでしょうか。新しい挑戦やまだ見ぬ場所を目指すなら、ギアを新調して気分を一新するのもおすすめです。

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 そこで今回は、元アウトドア店員である筆者が2025年に「ぜひ購入したい」と思う「アウトドアギア」を3つ紹介します。

●アライテント SL ソロ

 ツーポールテントは設営が安定しており、風や雨に強いのが特徴。また、ダブルウォールテントは結露を防ぎ、雨天でも快適な室内環境を保てるため、多くの登山者やキャンパーに支持されています。ただし、ツーポールやダブルウォール構造は、一般的に重量が増えるという欠点がありました。

 2024年に発売された、アライテントの「SL ソロ」は、ツーポール・ダブルウォールのメリットを持ちながらも、重量わずか900gという軽さを実現した画期的なモデルです。

 新素材の採用や構造の見直しにより、軽量性を追求。さらに、付属の専用アンダーシートで薄手のグランドシートを保護することで、耐久性も確保しています。

 筆者は長年、同ブランドの「トレックライズ1」を愛用してきました。このテントは快適性と優れた耐風性が特徴で、日本製ならではの品質の良さも魅力です。「「SL ソロ」は、トレックライズの使いやすさをそのままに、さらに軽量化されたモデルとのことで、買い替えを検討しています。

●エクスペド ライトニング45

 エクスペドの「ライトニング45」は、フレーム付きながら約1.1kgと軽量で、テント泊や小屋泊登山にぴったりのバックパック。フレームザックの安定感とUL(ウルトラライト)ザックの軽快さを兼ね備えています。

 軽量ながらもしっかりした剛性を持つアルミフレームは、腰と胴体の動きを妨げず、長時間の移動でもストレスを軽減。さらに、フレームは自分の体に合わせて曲げることができ、背負い心地をより向上させます。

 コンプレッション機能を搭載しており、荷物の量に合わせてバックパック全体を圧縮できるのもうれしいポイント。荷物が少なくても、バックパックがブレずに快適に背負えます。

 さらに魅力的なのは、独自のサスペンションシステム。背中の接触面を最小限に抑える設計で通気性が良く、蒸れにくい構造になっています。背面長は簡単に無段階で調整可能のため、どんな体型の人でも快適にフィットします。

 一度友人に借りて使用した際、その軽さとフィット感、そして動きやすさに驚き、購入を検討するきっかけに。長時間歩く縦走登山や、起伏の多い山道でも、腰荷重がしっかりしているため荷物の重さを感じさせず、自由に動けることを実感しました。

●キャプテンスタッグ オイルランタン

 キャンプサイトや自宅のバルコニーに、温かな光を灯してくれるアイテムです。オールド感漂うデザインと落ち着いたくすみカラーは、性別を問わず人気があり、どんなシーンにもなじむのが魅力。本体は軽量で持ち運びやすく、扱いやすさも抜群です。

 芯に火をつけて、リングを回すだけで火力を調整できる手軽さも、多くのキャンプファンに愛される理由の一つ。幻想的に揺れる炎は、見る人の心を癒し、リラックスした時間を演出してくれます。また、非常時には防災アイテムとしても活躍するため、アウトドアだけでなく家庭でも役立ちます。

 このランタンを購入したい理由は、知人のベテランキャンパーが使う姿を見て憧れを抱いたから。置くだけで雰囲気を一変させるその魅力に惹かれ、次回のキャンプには必ず連れて行きたいと思えるアイテムです。

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