マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)との大一番に向けた意気込みを語った。21日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
今シーズン前半戦は11月に公式戦5連敗を喫するなど、まさかの大不振に陥ったマンチェスター・シティ。直近ではやや復調傾向にあるものの、2シーズンぶりの優勝を目指すチャンピオンズリーグ(CL)で置かれている現状は厳しく、リーグフェーズ36チーム中暫定24位に低迷。残り2試合となった現段階で決勝トーナメント進出が危ぶまれる状況となっている。
現地時間22日のリーグフェーズ第7節では、フランス屈指の名門PSGの本拠地『パルク・デ・プランス』に乗り込む。PSGも今大会はマンチェスター・シティと同じく苦戦が続いており、6試合を消化し獲得した勝ち点は「7」。現在はリーグフェーズ敗退圏内の暫定26位に沈んでいる。
欧州最高峰の舞台への生き残りをかけた大一番に臨むグアルディオラ監督は「両チームとも残り2試合。もちろん、我々にとってもPSGにとっても非常に重要な試合だ。対戦相手のことを考慮すると、今シーズンで最もタフな戦いになるだろう」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。
「クラブ・ブルッヘとの試合も残されているが、次のラウンドへ進むために何ポイントが必要なのかは分からない。おそらく、あと1勝できればそこに到達することができると思う。フェイエノールト戦(3−3△)は大きな痛手だった。シーズンの最も難しい時期に試合を重ね、うまく対処することができなかった。この状況は誰にとっても初めてのことだ。両チームにとって非常に重要な試合になるだろう」
互いに負けられない名門同士の一戦は、日本時間23日の午前5時にキックオフを迎える。