22日夜、長野市のJR長野駅前で3人が死傷した事件で、刃物のようなもので3人を襲った男性は頭に白い布のようなものを着けていたことが、長野県警への取材で判明した。刃物を持ったまま逃走したとみられ、県警は通り魔の可能性があるとみて、殺人容疑などで行方を捜査している。
県警によると、事件は22日午後8時過ぎ、長野駅善光寺口バスロータリー付近で発生した。死亡したのは40代の男性で腹を刺されていた。30代の男性が背中を刺されて重傷とみられる。転んでけがをした40代の女性も背中を切られ、約1週間のけがをしていたことも明らかになった。
3人は他人同士で、いずれも現場付近のバス停に並んでバスを待っていたところで刺されるなどしたという。一方、逃走した男性は身長165〜175センチで、眼鏡を着用していた。県警は事件現場付近の防犯カメラの画像を解析するなどし、男性の特定を急ぐ。【鈴木英世、遠藤浩二】
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