韓国Samsung Electronicsは1月22日(米国太平洋時間)、大規模イベント「Galaxy Unpacked」でスマートフォンの新製品「Galaxy S25」シリーズを発表した。サムスン電子ジャパンはそのSIMフリーモデルを2月14日に発売する。予約期間は1月31日〜2月13日(日本時間)だ。
発表の新製品は全てハイエンドモデルで、ベーシックなモデルが「Galaxy S25」、Sペン付属の最上位モデルが「Galaxy S25 Ultra」となる。Samsungオンラインショップ価格(全て税込み)は次の通り。
・Galaxy S25
・256GB:12万9000円
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・512GB:14万7000円
・Galaxy S25 Ultra
・256GB:19万9800円
・512GB:21万7800円
・1TB:25万3800円
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●Galaxy S25/Ultraの共通点:新UI「One UI 7」を搭載、ユーザーに必要な情報をまとめて表示する機能も
Galaxy S25シリーズはAndroid 15をベースにAIを一体化させた新UI「One UI 7」を搭載する。中でも注目すべきはAI機能だ。ユーザーの生活パターンや好みをAIが分析し、まとめて自動で知らせる「Now Brief(ナウブリーフ)」という新機能を搭載。知り合いことをまとめてくれるため、ユーザーがスマートフォンに聞いたり、自ら調べたりせずに済む。
ロック画面には通訳、音楽、録音、ストップウォッチなどのさまざまな機能を横断した操作を表示する「Now Bar(ナウバー)」も新たに搭載。ユーザーのプライバシーを守りつつ、ユーザーが情報やアプリにアクセスする度に、端末のロックを解除する手間を極力減らす。
プロセッサはGalaxy S25とGalaxy S25 UltraともにSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載。Snapdragon 8 Eliteをベースに、CPU/GPUコアやNPU(推論プロセッサ)の動作クロックを引き上げている。
性能はNPUが40%、CPUが37%、GPUが30%向上した。QualcommとSamsung Electronicsが密接に連携して開発したモバイル向けのプロセッサでもあり、電力効率の向上によるバッテリー持ちの改善、カメラ撮影や編集の体験の向上にも寄与する。
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どちらもSIMはnanoSIMとeSIMに対応しており、IP68等級の防塵(じん)・防水性能を有する。日本国内向けモデルは「おサイフケータイ」(モバイルFeliCa)にも対応している。
●Galaxy S25は6.2型有機ELディスプレイや4000mAhバッテリー搭載
Galaxy S25は6.2型の有機ELディスプレイ、容量が4000mAhのバッテリーなどを搭載。アウトカメラは約1000万画素の光学3倍ズーム対応の望遠カメラ、約5000万画素の広角カメラ、約1200万画素の超広角カメラで構成される。インカメラは約1200万画素の単眼だ。
ボディーカラーは次の通り。
・基本カラー
・アイシーブルー
・シルバージャドウ
・ネイビー
・ミント
・Samsungオンラインショップ限定カラー
・ブルーブラック
・コーラルレッド
・ピンクゴールド
●Galaxy S25 Ultraは6.9型有機ELディスプレイやSペン搭載 ストレージもバッテリーも大容量
Galaxy S25より一回り大きいディスプレイで写真や動画を閲覧/編集したり、Sペンで画を描いたりする人にはGalaxy S25 Ultraがおすすめだ。大容量ストレージの1TBで多くの写真や動画を保存したい人にもこのGalaxy S25 Ultraが向く。
Galaxy S25 Ultraは6.9型の有機ELディスプレイ、容量が5000mAhのバッテリーなどを搭載する。アウトカメラは超広角カメラの画素数が約1200万画素から約5000万画素の超広角カメラ、約2億画素の広角カメラ(メイン)、望遠カメラ(5倍/約5000万画素と3倍/約1000万画素の切り替え)で構成される。インカメラは約1200万画素の単眼となっている。
ボディーカラーは以下の通り。
・基本カラー
・チタニウム シルバーブルー
・チタニウム ブラック
・チタニウム グレー
・チタニウム ホワイトシルバー
・Samsungオンラインショップ限定カラー
・チタニウム ジェットブラック
・チタニウム ジェードグリーン
・チタニウム ピンクゴールド
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