サッカー元日本代表の柿谷曜一朗(35)が23日、セレッソ大阪のホームスタジアム「ヨドコウ桜スタジアム」で現役引退記者会見を行った。
【写真】勇姿がズラリ!柿谷曜一朗の歴史を振り返るパネル 柿谷は「若いときは問題児で、大人じゃないままサッカー選手になって、まさか35歳までプレーするとは思ってなかった」と振り返った。そして、「ある程度、自分が思っていたような活躍はセレッソ大阪では、できたと思う」と回想した。
一方で、引退を決めた理由について「サッカーが好きで、こんな僕にあったスポーツはないと思っていたが、今思うのはしんどくて難しくて…」と苦悩も吐露。「新しいステージに立ってみたい」との思いが数年前からあったと明かした。
現役引退に対する家族の反応を聞かれると、「”パパ、サッカーやめんねん”って言ったら大喜びして、”やったー”、”いえーい”って」と反応があったことを言葉をつまらせながら明かした。
自身がクラブが変わる中、転校する子どもたちの遊び相手になろうと努めていたと言い「すごい懐いてくれているんで、ごめんっていう気持ちがあった」と話した。そして「これからは家族の時間を作ってあげたい」と語った。
さらに、妻でタレントの丸高愛実(34)についても「約10年間、地元を離れて良い時も悪い時もそばで支えてくれて、”本当にお疲れ様”と言ってくれました」と話した。
柿谷はセレッソ大阪の下部組織を経て、2006年に同クラブとプロ契約。その後、徳島ヴォルティスに期限付き移籍後、12年にセレッソ大阪に復帰。日本代表や海外移籍も経験し、セレッソ大阪や名古屋グランパスを経て、2023年からは徳島ヴォルティスでプレーしていた。
丸高は自身のインスタグラムで「少し不器用で無愛想にうつることもある夫ですがとても繊細でとにかく優しく愛情たっぷりな人です 素敵な景色を沢山みせてくれてありがとうございました」と現役引退する柿谷にメッセージを送っていた。