子供の数が違うとはいえ…幼稚園児に2万円はさすがに多すぎ!? 親戚からのお年玉をめぐる“心理戦”、結局いくらが正解?

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2025年01月23日 12:10  まいどなニュース

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幼稚園児の娘に、2万円も…!?

学研キッズネットが小中学生の子どもを持つ親100人を対象に「お年玉の金額に関するWEBアンケート」を行いました。調査によると、未就学児のお年玉は【1000円】、小学生は【3000〜5000円】、中学生は【5000円〜1万円】あげるというのが一番多いそうです。

【漫画】小学生の娘が親戚から2万円もお年玉をもらった…どうしよう

そんな「お年玉」、子どもは毎年楽しみにしているのに対して、大人は悩んでいることもあるそうで…。

妻の様子がおかしい!

お正月を少し過ぎた頃。東京都在住のJ介さん(30代・会社員)は、妻のT美さん(30代・パート)が自宅のリビングでうんうんと唸っているのに気づきました。

「こわい…お年玉が怖い…」とつぶやきながら頭を抱えて、なにやらただごとではなさそうです。J介さんがおそるおそる「どうしたの?」と聞いてみると…

いとこの子にお年玉を渡したら…

T美さんは、ポツリポツリと語り始めました。

「この前、いとこの子に5000円ずつお年玉をあげたの。そしたらね…“ウチだけたくさん貰っちゃったら申し訳ないから”って、娘に2万円のお年玉をくれたのよ…」

いとこの家には小〜中学生の子供が4人いるのに対して、T美さん・J介さんには幼稚園に通う子供が1人。いとこは「貰った額と同じだけ渡したい」という想いで、2万円のお年玉をくれたのでしょう。

「でもさぁ…確かに渡した合計金額は同じだけど、1人に2万円はさすがに多すぎるんじゃない?」というのがT美さんの主張でした。

答えのない問い…どうすればいい?

「このまま頂くべきか、適正な額でいいとお返しするべきか、どうすればいいんだろう…」と、J介さんに相談するT美さん。

それに対して、J介さんは「子供に対して下さったものなんだから、僕らが返すというのもどうなのかな」と提案しました。確かに、子供が小さいうちは親が管理することになるとはいえ、お年玉は子供のもの。夫婦であれこれ悩んだ結果、「感謝を伝えたうえで、また何かのときに別の形でお返しするのがいいんじゃないか」ということで落ち着きました。

   ◇   ◇

「お年玉って、お金のやりとりだけじゃなくて、微妙な心理戦もあるよね…」と、T美さんは苦笑い。J介さんも「そうだね。子供の頃は貰って嬉しいだけだったけど、親はこんな想いをしてたのかなぁ」と共感しました。

お年玉のローカルルール!?

決まったルールがないからこそ難しい、“お年玉の金額事情”。T美さんのように悩んでしまう人もいる一方で、「うちは親族間でルールを作ってる!」という声も集まりました。

Kさん(40代・男性・会社員)

「いとこから事前に“いくら渡す”というのを聞いて、自分も合計額が同じになるように渡しています。気遣いや読み合いがなくてラクですね。我々はこれを『お年玉協定』と呼んでいます」

Rさん(30代・女性・主婦)

「お年玉の金額を決めるの難しい!ってことで、1000円〜1万円の金額が入ったお年玉袋をいくつか用意して、親戚の子供にどれがいいか選ばせてます。運試しみたいで、メチャクチャ盛り上がりますよ!」

こうした「ローカルルール」を作ることで、悩みを減らす工夫をしている家庭も少なくないようです。お年玉を渡す方も貰う方も、新年の始まりを楽しく気持ちよく過ごしたいものですね。

   ◇   ◇

◆はいどろ漫画 日常の事件や、身近なスカッと話をお届け!【はいどろ漫画】のInstagramで連載漫画を描いてます。

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【出典】

▽学研キッズネット

【令和のお年玉事情】お年玉の相場は?誰が管理してる?全額貯金?

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