ショウヘイ、きさらぎ賞2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

　2月9日(日)に京都競馬場、芝1800mで行われる3歳重賞、きさらぎ賞。ここに出走を予定しているショウヘイ(栗東・友道康夫厩舎)が今朝23日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。

　CWへ正面から入って単走。個人的にイメージしていたよりもゆったりと1コーナーから2コーナーを進めて、6F標識を過ぎたところからじわじわとラップを速めていく形。5F標識の通過が14.8秒だったので、決して遅くないラップだったが、走りはすごくスムーズに見えた。

　4コーナーから最後の直線に向くところでもしっかりと加速して、抜群のスピード乗りでラスト1F標識。そこから更に加速してラストのフィニッシュ。手応え的にはまだまだ余裕がありそうだったが、追い切りの動きとしては過去のCWの中では一番だったのではないかと思える走り。

　時計は6F81.3〜5F65.5〜4F50.7〜3F36.2〜2F23.0〜1F11.4秒。6F標識からきれいな加速ラップを踏むことができており、数字的にも走りの質が向上している印象。レースまでの時間を考えると、まだまだレベルを上げることができそうなだけに、来週以降の追い切りの動きも楽しみだ。

(取材・文：井内利彰)