バイエルンに所属するドイツ代表MFジョシュア・キミッヒがフェイエノールト戦の敗北を振り返った。22日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節が現地時間22日に行われ、バイエルンは敵地でフェイエノールトと対戦した。序盤から攻勢を強めたバイエルンだったが、21分にサンティアゴ・ヒメネスに先制点を献上すると、45+3分にもヒメネスにPKを決められ、2点ビハインドで前半を終える。後半も数多くのチャンスを活かすことができず、89分には上田綺世にネットを揺らされ、そのまま0−3で敗れた。
90分間を通してのボール保持率は「80%」、シュート本数は相手の「8本」を大きく上回る「30本」とスタッツでは圧倒したものの、最後までネットを揺らせず完封負けを喫したバイエルン。最終節を残してプレーオフ進出圏内こそ確定させているものの、勝ち点は「12」に留まり、決勝トーナメント直接進出を大きく手繰り寄せることはできなかった。試合後、ボランチとしてフル出場したキミッヒは次のように振り返っている。
「間違いなくチャンスを逃しすぎた。ヴォルフスブルクやホッフェンハイムとの試合でも多くのチャンスを逃し、不必要なチャンスを相手に与えてしまった。課題はすでに明らかになっていたんだ。CLで同じことをしたら罰せられるし、勝利には値しない。多くのミスを犯し、得点が奪えずにいれば試合に勝つことはできない。当然の敗北だった」
「順位表は嘘をつかない。現時点ではトップレベルのチームではないということを認めなければならない。トップレベルのチームがここで負けるわけにはいかないし、何かが欠けている。まだ道半ばではあるが、正しい道のりを歩んでいると思っている。ロッカールームでは全員がお互いを責め合ったりはしてないし、これは過去の試合後とは異なることだ。チームが団結していれば勇気が湧いてくるし、力強い反撃を見せられると信じているよ」
バイエルンは現地時間29日に控える次節、本拠地『アリアンツ・アレーナ』にスロヴァン・ブラチスラヴァを迎える。
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