東コレのスポンサーも務める旭酒造が、2025年6月1日付けで社名を「獺祭」(英語名:DASSAI Inc.)に変更すると発表した。
同社は、2023年9月に稼働したNYの酒蔵から見えてきた市場をより広げ、海外への浸透をより加速させるために、世界のDASSAIを目指しグローバル認知を拡大、強化するため会社名を変更する。
今年の海外での取組みとして、パリで三ツ星を2つ持つヤニック・アレノと共にL’IZAKAYA DASSAI Yannick Allénoを出店する。さらに3月にロサンゼルスで行われる第97回アカデミー賞に初めて日本酒として協賛し授賞式で獺祭を振る舞う。日本国内では、4月から開催される大阪関西万博のオーストリア館で、ウィーン・フィルハーモニック・テイストの音楽を聴かせて発酵させた獺祭を販売する。また国内に新しい酒蔵(3号蔵)を着工し、2028年春の完成を目指す。
なお同社は、これらさまざまな戦略を打ち出すことで、売上で2024年度の195億円から、今後国内300億円、海外700億円の計1000億円を目標とし、感謝の意を示すため、継続して売上の1%を寄付する。
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