24時間のスケジュールを立ててみよう
24時間を自由に使えるといっても、計画を立てないまま生活をしていくと、ただ毎日をダラダラと過ごすことになり、お金を使い過ぎてしまったり、ストレスが溜まって健康を害してしまうことだってあるのです。そのため、まずは1日のスケジュールを立てることから始めてみましょう。
スケジュールを立てる場合、大雑把に計画するのではなく、自分の時間では何をするのか、自宅ではどのように過ごすのか、外出するときには、どこで、誰と、どのように過ごすのか等、具体的な内容を決めることが必要です。スケジュールは表にして見やすいところに貼っておき、行動指針とするとよいですね。
セカンドライフだからこそ生きがいを探す
今さら勉強はしたくないという人も多いのですが、60歳以上の生徒を対象に、割引制度を導入しているスクールや教室が増えてきています。セカンドライフだからこそ、まとまった時間を使って腰を据えて勉強に取り組むことができるのです。
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多くのスクールでは、スクール内でイベントを実施しています。今まで出会うことのなかった年代や職業の人たちと友達になることができますので、学ぶ+αの楽しみが得られます。
学ぶ内容にもよりますが、趣味として始めたことが生きがいとなり、ビジネスを始めるきっかけとなることもあるのです。今の自分だからこそできること、身につけたスキルを社会に還元できるのも時間があるセカンドライフだからこそですよ。
収入を得ることも考えてみる
定年したら働きたくないと言う人もいますが、社会とつながりを持つことは、孤独を感じなくて済む等と、精神的にも安定しますし、金銭的にも余裕が生まれます。物価が上昇し、老後資金の減少等から働かなければならないということもあるかもしれませんが、節約だけでは生活に潤いは生まれてきません。思い切って、働くということも考えてみてもよいでしょう。
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充実しているか、充実していないかは個人の主観によるところが大きく関わってきます。自分にとって楽しいことは何か、充実した生活とはどのようなことなのかを考えて、取り組んでみてください。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))