トイレを清潔に保つためにいらないもの? 「5つのトイレ用品」の必要性を考える

0

2025年01月23日 21:51  All About

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

All About

家の中で一番汚れやすい場所であるトイレ。できる限り手間をかけずに、かつできる限り清潔に保つためには、トイレには何が必要で何が不要なのでしょうか。今回は、それぞれの家庭のケースで考える「トイレの要不要」をご紹介します。
トイレで使われているものは、家庭によってさほど差がないように思われます。しかし、ある家では当たり前のように使われているものがほかの家では全く使われていないというように、実は意外と違いがあるものです。

今回はトイレにあるものが必要なのか不要なのか、家庭のケースと併せてご紹介します。

トイレマットは必要? 不要?

トイレマットは、特に使っている家と使っていない家が二分されるアイテムです。

トイレマットのメリットは、足元を暖かく保ってくれることと床の汚れ防止になることです。立ってトイレを利用する男性がいる家庭では床に尿が飛び散りがちですが、床の素材によっては染み込んでしまうので、マットがあることでそれを防いでくれます。

デメリットとしては、トイレの床掃除をするのにどかす必要があるため、床掃除の工数が増えてしまうことが挙げられます。頻繁に洗濯をしないと臭いがたまることや、トイレは湿気が多い場所なのでカビが発生する可能性が高まることもデメリットでしょう。

そのため、毎日簡単にでも床の拭き掃除をできる習慣があればトイレマットは不要でしょう。逆にそこまで頻繁に床の拭き掃除ができないのであれば、トイレマットを利用した方が床を守ることができます。

しかし、トイレマットを利用する場合は頻繁に洗濯をするべきなので、洗濯機で洗えるものを用意し、2〜3日に1度くらいの頻度で洗濯してきれいな状態を保つのが理想的です。

便座カバーは必要? 不要?

便座カバーのメリットは、寒い冬などに冷たい便座でヒヤっとしなくなること。便座暖房も使わなくなるので電気代の節約にもつながります。デメリットは定期的に洗濯しないと汚れや菌がたまって不衛生になることです。トイレが臭う原因にもなりかねません。

便座暖房を使いたくない家庭や頻繁に洗濯することを手間と感じない家庭では、便座カバーを利用するといいでしょう。

トイレのスリッパは必要? 不要?

実は最近増えているのが、トイレのスリッパを使わない家庭。一般的にトイレは歩く範囲がほとんどないため、スリッパはいらないと判断している家庭も多いようです。

トイレでスリッパを利用するメリットは、汚れているトイレの床に直接足の裏が触れなくて済むこと。デメリットはアイテムが増えて掃除の邪魔になることや、スリッパ自体が汚れて臭いの元になってしまうことでしょう。

トイレの床は想像している以上に汚れているものです。立ってトイレを利用する男性がいない家庭でも、流す際に汚れや菌が飛び散ることも。汚れているトイレの床にスリッパなしで入ると、その足でほかの部屋も歩くことになり、歩いた場所も汚れてしまいます。

そのため、トイレのスリッパはどのような家庭でも使った方がいいでしょう。布製のスリッパだと洗うのが大変なので、ゴム製のサンダルなど手軽に水洗いできるものがおすすめです。

トイレの芳香剤は必要? 不要?

ドラッグストアやホームセンターには、多数のトイレ用芳香剤が並んでいます。それほどに、芳香剤は利用している家庭が多いものです。

芳香剤のメリットは、トイレの嫌な臭いをごまかせること。香りによってはリラックス効果も期待できるでしょう。デメリットとしては、芳香剤の強い香りが廊下や室内に漏れると、トイレにいるような感覚になることが挙げられるかもしれません。

一部の芳香剤には強い化学成分が含まれていることもあり、香りに敏感な人は不快に感じることもあります。

トイレの臭いが気になる家庭には芳香剤があってもいいですし、掃除が行き届いていて臭いがしないトイレであれば芳香剤は不要でしょう。

トイレに観葉植物は必要? 不要?

最近はトイレをおしゃれに演出するため、観葉植物を置いている家庭も増えています。

観葉植物を置くことのメリットは、インテリアによって自分の好きな空間、リラックスできる空間を作れることです。観葉植物によっては、空気を浄化する効果があるものもあります。デメリットは、湿度が高いトイレ内では植物や土がカビやすいこと。水やりや日光の管理も手間がかかることでしょう。

観葉植物の管理を手間と感じず、トイレの湿気がさほど多くない家庭であれば置いてもいいでしょう。日光が当たらず湿気が多いトイレや、植物の手入れを煩わしく感じる家庭には不向きです。

トイレのアイテムは、生活スタイルや好みによって必要性が変わります。快適さを重視する家庭には有用なアイテムも多いですが、掃除や手入れが面倒だと感じる家庭では不要かもしれません。自分の家では何が必要で何が不要なのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
(文:矢野 きくの(節約・家事・100円ショップガイド))

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定