ミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンが、チームを率いるセルジオ・コンセイソン監督について言及した。22日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が『アマゾン・プライム』のインタビューを引用して伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節が22日に行われ、ミランはホームでジローナと対戦した。試合は開始直後にエメルソン・ロイヤルが負傷交代となるなか、37分に巧みな個人技からR・レオンがミランに先制点をもたらす。後半もジローナが支配率で相手を上回りながらゲームを進めたが、ミランは粘り強い守備で対応。1点のリードを守り切って“ロッソ・ネロ”が勝利を掴み取った。
今節の白星で6位に浮上し、リーグフェーズからの突破を決めたミラン。先月末に指揮官へと就任したコンセイソン監督にとっては、ミランで初となるクリーンシート達成となった。試合を振り返ったR・レオンは、「僕たちは素晴らしい仕事をしている。これは勝ち進むためにとても重要な試合であり、結果には満足しているよ」とコメント。「ロッカールームの雰囲気は素晴らしく、監督が僕らに何を求めているのかを理解し始めている」と語っている。
また、パウロ・フォンセカ前監督とコンセイソン監督の相違点について問われると、後者が主に選手たちの“メンタリティ”改善に取り組んでいると主張。「彼らは異なる監督だ」と述べつつ、「今日最も大切だったのはメンタルだ。常に集中していなければならなかった。彼は決して気を抜かないし、常にスイッチを入れておくように求めてくる。後半はチームとして守備を固め、なんとかリードを保つことができた」と新指揮官の特徴を説明した。
さらに、「彼は人間としても選手としても僕を助けようとしてくれているし、僕は彼が何を望んでいるのかを理解しようとしている。彼は選手のためなら命を捨てる覚悟があるような人だし、僕も同じようにしようとしている」とコンセイソン監督が持つ強い責任感を明かしている。