英国のヘンリー王子(40)が21日、米カリフォルニア州モンテシートの自宅近郊のサリナス消防署を単身で訪問し、ロサンゼルスを襲っている山火事と闘う消防士や救急隊員を激励したことが分かった。
サリナス消防署のインスタグラムアカウントが、王子が消防署を訪問してして隊員と交流したり、消防署で働くセラピー犬と対面する様子を公開した。「隊員の士気を高めただけでなく、このような壊滅的な問題に直面した際のコミュニティーと協力の重要性を強調した」とつづっている。
公開された4枚の写真では、王子が隊員とセラピー犬とともに記念撮影する姿やかがんで犬をなでる様子などが写っている。
王子は10日にも妻メーガン妃(43)とともに壊滅的な被害を出したロサンゼルス北東部イートン地区の被災地を訪問。物資を届け、避難した住民らに暖かい食事を配布する非営利組織ワールド・セントラル・キッチンで食事の配布を手伝ったが、「災害観光客」と非難を浴びていた。
夫妻は近隣住民から「地球上で最も権利意識が高く、不誠実な人々」と烙印(らくいん)を押されたとヴァニティ・フェア誌で報じられたばかりだった。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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