チェルシー、マンUのFWガルナチョ獲得を検討中か…本人は加入希望?

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2025年01月24日 11:34  サッカーキング

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去就に注目が集まっているガルナチョ [写真]=Getty Images
 チェルシーが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョの獲得を検討しているようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在20歳のガルナチョは、2020年10月にアトレティコ・マドリードの下部組織からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織へ加入し、2022年4月に17歳でトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算119試合の出場で23ゴール14アシストを記録している。

 現行契約は2028年6月30日までとなっているガルナチョだが、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)に遵守するために適切なオファーが届けば、下部組織出身である同選手の売却に応じる可能性が指摘されており、去就には注目が集まっている。

 すでにガルナチョに対してはパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアの後釜としてナポリが関心を示していることが明らかになっており、一部では個人合意に至ったことも報じられていた。

 しかし、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、5000万ユーロ(約81億円)のオファーをナポリが提示したものの、マンチェスター・ユナイテッドがこれを拒否した模様で、クラブ間交渉は難航しているという。

 このような状況から、ナポリはガルナチョへの関心を継続している一方で、ドルトムントに所属しているドイツ代表FWカリム・アデイェミにも興味を寄せており、現在はガルナチョよりもアデイェミ獲得に目をむけていることが伝えられている。

 そんななか、ドーピング問題によってウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが暫定出場停止処分中となってしまっているチェルシーもガルナチョの獲得に興味を示している模様で、20日には同選手の代理人がチェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』を訪れ、チェルシーとウルヴァーハンプトンの一戦を観戦していたことも明らかになっていることから、動向が注目されている。

 そして、今回の報道によると、チェルシーは今冬の移籍市場か、今夏の移籍市場で本格的にガルナチョの獲得に動き出す可能性があるという。アルゼンチンの一部報道ではすでに正式なオファーが提示されたと伝えられているものの、『スカイスポーツ』はまだ正式なものは提示されていないことを主張している。

 ただ、プレミアリーグでのプレー継続を望んでいるガルナチョは、イギリス紙『テレグラフ』によると、同胞であるアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが在籍していることもあり、チェルシー移籍を希望していることも指摘されている。

 また、イギリス紙『デイリーメール』ではマンチェスター・ユナイテッドが6500万ポンド(約125億円)の移籍金を希望しているが、チェルシーとしては追加オプションなども含めて総額6000万ポンド(約116億円)ほどで契約が成立する可能性があると認識していることが伝えられている。

 チェルシーは適正な価格と条件でのみ交渉を進めると見られているが、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドの関係は非常に良好であることから、交渉が一気に進展する可能性もあるようだが、果たしてガルナチョは今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドを離れることになるのだろうか。

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