<卓球:全日本選手権シングルス>◇24日◇第4日◇東京体育館◇ジュニア女子準々決勝
小学5年生の松島美空(11=京都カグヤライズ)が、前回同種目準優勝の面手凛(17=岡山・山陽学園)に0−3(10−12、5−11、9−11)で敗れ、準々決勝敗退となった。
強敵相手に「(各ゲーム)3点、4点くらいで負けるかも」と不安もあったが、「思った以上に競ることができた」と手応えをつかんだ。ただ、僅差で競り負け「もっと考えながらやっていれば、という悔しさがある」と表情はさえず。「勝つチャンスもあった分、悔しかった。今は悔しさの方が大きい」と肩を落とした。
今大会は一般の部で最年少ながら3回戦進出。ジュニアの部でも準々決勝進出者は全員が高校生の中、堂々とプレーした。この日も試合前に父卓司コーチから右手の甲に書いてもらった「全力、振る、強気」とのメッセージを受け、接戦に持ち込んだ。「苦しい展開でも我慢して戦うことができたので、そこはうれしいです」とうなずいた。
来年の全日本選手権での目標は、一般の部での4勝とジュニアの部での4強以上。将来の夢には「五輪で金メダルを取りたい」と掲げた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。