昔テレビで見た「忍たま乱太郎」の、奇妙な回の詳細を知りたい――。そんな疑問がすぐに解決された、ネットの力を物語る一件がX(Twitter)で話題です。
●劇中に突然CGのドミノ倒しが挿入
話題の発端は、ネット上に存在する都市伝説をまじめに調査しているTHEつぶろさん。2015年前後に見た覚えがある忍たま乱太郎の不思議なエピソードについて、Xで情報を求めました。
その回の手掛かりは、「話の途中でドミノ倒しのCGアニメが挿入される」一点のみ。その唐突さに、Xで「忍たま ドミノ」と検索すると「放送事故かと思った」といった声も見受けられるそうです。
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●情報を求めた翌日には当該回が判明
そこでXで問いかけたところ、早くも翌日には謎が解明されました。忍たまを第1話から録画し続けているガチ勢など、多くの人から情報が寄せられたのです。
当該のシーンがあったのは、2016年に放送された第23期64話(通算1877話)「同室の危機一髪」の段。保健委員会の下級生が、危険な森へサルノコシカケを採りに行くエピソードでした。
●放送事故とすら思われたシーンの正体は
集まった情報によると、実際に描かれていたのは「将棋倒し」と、多少の食い違いはあったものの、当該シーンの存在は事実と判明。ただし放送事故ではなく、映像上の演出であったとする意見が目立ちます。
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というのも、下級生たちはやたら運が悪く、キノコ採りはトラブルの連続。その連鎖がやがて大きな不幸をもたらすことに――将棋倒しのシーンは、どうやらそんな展開を示した比喩だったようです。
とはいえ、忍たま乱太郎としては異質な回であることも事実。スレッドには「確かに子どもの頃に見て怖かった記憶がある」「絵柄が違いすぎるし、放送事故と捉えられるのも納得」といった声もみられます。
協力:THEつぶろさん
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