<卓球:全日本選手権シングルス>◇24日◇第4日◇東京体育館◇ジュニア女子決勝
昨夏のパリオリンピック(五輪)団体銀メダルの張本美和(16=木下グループ)が、高校2年生以下によるジュニア女子で史上3人目の3連覇を飾った。
2年連続で同じ顔合わせとなった決勝で面手凛(17=岡山・山陽学園)に3−1(10−12、11−9、11−7、13−11)で勝利。同種目での3連覇は福原愛(平成13〜15年度)、石川佳純(同18〜21年度)に続く快挙となった。
第1ゲーム(G)はジュースの末に落としたものの、第2Gは7−9から4連続得点で逆転奪取。第3G以降も競る展開となったが、粘り強く勝ち切った。
張本は23日の3回戦から登場し、準決勝までは1ゲームを落としたのみ。日本勢2番手となる世界ランク6位の強さを見せつけ、勝ち上がっていた。
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今大会は前回準優勝の一般の部にも出場。従来の最年少優勝は17年平野美宇の16歳9カ月だが、張本が初優勝すれば2カ月更新の16歳7カ月となる。さらにジュニアとの2冠となれば、88年佐藤利香以来、史上2人目となる。
一般の部の初戦となった24日の4回戦では、ストレート勝利で快勝発進。この日は午後から5、6回戦が行われ、勝ち進めばジュニアと合わせて1日5試合に臨むことになる。
一般の部は25日に準々決勝、26日に準決勝、決勝が行われる。【藤塚大輔】
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