名牝ブエナビスタの孫が連勝へ 春のクラシックに向け通過点とできるか

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2025年01月24日 17:00  netkeiba

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連勝を狙うエデルクローネ(24年10月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん)
 名牝ブエナビスタの孫となるエデルクローネ(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、日曜中山9Rの若竹賞(3歳・1勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。

 エデルクローネは父フィエールマン、母コロナシオン、母の父キングカメハメハの血統。父は18年の菊花賞、19年と20年の天皇賞(春)の覇者で、現3歳がファーストクロップとなる。一方の母系も優秀。母はJRAで新馬の1勝のみだったが、祖母のブエナビスタは09年の牝馬2冠など、GIを6勝した歴史的名牝。曾祖母のビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sの覇者で、近親にはジョワドヴィーヴルやアドマイヤオーラ、アドマイヤジャパンやトーセンレーヴなど、活躍馬がズラリと並ぶ。

 ここまで2戦1勝。昨年8月の新潟の新馬(芝1800m)は差し届かず2着。その後はひと息入れて、10月の東京の未勝利(芝2000m)で初勝利を挙げた。追われてスパッと切れるタイプではないが、父の産駒らしく、かなりのスタミナを秘めている印象だ。

 今回は200mの距離短縮がカギだが、昇級が壁になる器ではない。連勝を果たし、父が間に合わなかった春のクラシックに弾みを付けてほしい。

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