■天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権4日目(24日、東京体育館)
卓球の全日本選手権4日目。男子シングルスの張本智和(21、智和企画)は、5回戦、6回戦を突破し、準々決勝進出を決めた。
大会2連覇を目指す張本は、5回戦で英田理志(31、タカシマアカデミー)を4−1で下し6回戦に進んだ。6回戦の相手は有延大夢(30、T.T彩たま)。第1ゲーム、リードを許した張本だったが、4連続得点で逆転し11−7で先取する。
デュースにもつれ込んだ第2ゲームは、勝負所で張本にミスが続き、11−13で失う。それでも第3ゲームは、フォアハンドのスマッシュが要所で決まり、11−8で奪い返す。これで勢いに乗った張本は第4ゲームもフォアハンドからの強打などで7連続得点。11−3で奪い、ゲームカウント4−1で有延を下し、準々決勝進出となった。
前回大会決勝は、パリオリンピック™代表同士の対戦となり、張本は、戸上隼輔(井村屋グループ)を4−3で下し、14歳で初制覇した2018年以来、6年ぶりの優勝を飾った。
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女子シングルスでは、16歳で史上最年少優勝を目指す張本美和(木下グループ)、3連覇を狙う早田ひな(24、日本生命)、3大会ぶり4度目の優勝を目指す伊藤美誠(24、スターツ)、平野美宇(24、木下グループ)の4人も準々決勝進出を決めた。