アイ・オー・データは1月24日、同社のNAS製品「LAN DISK」に搭載しているストレージの冗長化技術「拡張ボリューム」の名称を「RAIDeX」(レイドエックス)にリニューアルすると発表した。
RAIDeX(旧:拡張ボリューム)は、HDD2台を1組のペアとして扱う同社独自の冗長化技術だ。保存するデータを2台のHDDに書き込み、読み込みは常に片方からのみ行う。ペアとなるHDDの劣化進行度に差をつけることで、2台のHDDが同時期に故障する(データ全消失)を防ぐ。一般的なRAIDでは、HDDそれぞれの劣化が均等に進行するため、同時に故障する可能性が大きいという。
アイ・オー・データによれば、同技術を製品に採用した2014年以降、法人向けLAN DISK製品の約84%で利用されており、これまでデータの全消失事例は1件も報告されていないという。
同社は名称変更の理由について「RAIDeXが従来のRAIDの目的を踏襲しつつ、独自の発想により拡張した技術であることを、データを安心して保存したいと考える多くのお客さまへ分かりやすく伝えることを目指している」としており、ブランドによって製品訴求につなげたい考えだ。
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