【卓球】戸上隼輔、無念の5回戦敗退「押されてしまった」2年ぶり3度目Vへ遠く及ばず

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2025年01月24日 20:59  日刊スポーツ

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5回戦でプレーする戸上隼輔(撮影・藤塚大輔)

<卓球:全日本選手権シングルス>◇24日◇第4日◇東京体育館◇男子5回戦



昨夏のパリオリンピック(五輪)代表で22年から2連覇した戸上隼輔(23=井村屋グループ)が5回戦で敗退した。


21年全国高校総体「3冠」の谷垣佑真(21=愛知工業大)と対戦し、3−4(6−11、8−11、12−10、9−11、11−4、11−6、5−11)でフルゲームの末に敗北。1−3とされながら粘ったが、最後はねじ伏せられた。「谷垣選手はここ最近急成長しているのでかなり警戒していた。思った以上にレベルが高くて押されてしまった」と静かな声で受け止めた。


パリ五輪後はドイツのブンデスリーガへ武者修行。チームのアパートへ住みこみ、心身を鍛えてきたが、2年ぶり3度目の優勝へは遠く及ばなかった。


「勝ち続ける選手は一握り。そこに入りたいと思ったが、あらためて難しいと感じた」と勝負の厳しさを実感。世界ランクで日本勢2番手の23位につける23歳は「戦術がはまらなくても勝ち切れる、力のある選手になりたい」と自らに言い聞かせた。

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