バイエルンは24日、同クラブに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスの負傷状況を報告した。
A・デイヴィスについては、22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節のフェイエノールト戦にスタメン出場していたものの、同試合の前半アディショナルタイム、左太ももの辺りを抑えてピッチへ倒れ込む。最終的には歩いてピッチを後にしたものの、プレー続行は不可能で、元ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロとの交代を余儀なくされていた。
同試合の2日後、バイエルンはデイヴィスの負傷状況を報告。クラブのメディカル部門による検査の結果、左太もも裏の筋繊維を断裂していることが確認されたという。全治までに要する期間等は明かされていない。
なお、A・デイヴィスについては12月初旬にも同じ箇所である左太もも裏の筋繊維断裂に見舞われていたものの、公式戦で欠場した試合は2試合のみと、長期離脱には至っていなかった。現地メディア『スカイ・ドイツ』によると、今回の負傷はこのケガの再発である可能性が高いとのことだ。
現在24歳のA・デイヴィスは今季もバイエルンの左サイドバックの主力に君臨。ここまで行われた公式戦25試合のピッチに立って、1ゴール3アシストを記録している。
なお、前述のフェイエノールト戦は、日本代表FW上田綺世にゴールを許すなどして、バイエルンは0−3と完敗。現在CLでは4勝3敗の勝ち点「12」で15位につけている。ラウンド16にストレートインできる8位以内に入るため、29日に控えたリーグフェーズ最終節のスロヴァン・ブラチスラヴァ戦では勝利が求められるが、同試合は左サイドの韋駄天を欠いた状態で臨むこととなりそう。2位のレヴァークーゼンに勝ち点差「4」をつけて首位を走るブンデスリーガでは、25日に日本代表MF堂安律を擁するフライブルクとのアウェイゲームが控えているが、同試合にもA・デイヴィスは間に合わないと見られる。
【ハイライト動画】バイエルン、上田綺世らにゴール許し3発完敗