アーセナル、CL欠場のルイス・スケリーは大事に至らず? サリバ&ホワイトも復帰へ迫る

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2025年01月25日 02:46  サッカーキング

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ルイス・スケリー(左)、サリバ(中央)、ホワイト(右)はそれぞれの理由で戦線離脱中 [写真]=Getty Images
 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、25日に控えたプレミアリーグ第23節ウルヴァーハンプトン戦の前日会見に出席し、現在の負傷者状況について語った。アーセナルのクラブ公式HPが会見の様子を伝えている。

 現在、アーセナルでは主力に負傷者が続出している。イングランド代表MFブカヨ・サカ、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが不在の攻撃陣も手薄であることは否めないが、特にケガ人が集中しているのは最終ラインの面々。日本代表DF冨安健洋と元イングランド代表DFベン・ホワイトの2名については長期離脱を余儀なくされており、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリはようやく戦線に戻ってきたものの、今度はフランス代表DFウィリアン・サリバがハムストリングを、U−19イングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーがひざを痛めて負傷者リストに加わった。

 このような状況のなか、アルテタ監督はウルヴァーハンプトン戦の前日会見において、復帰が近づいている負傷者に言及。ルイス・スケリーについては、18日に行われたプレミアリーグ第22節アストン・ヴィラ戦(△2−2)にフル出場していたものの、同試合でひざを捻っており、22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節ディナモ・ザグレブ戦(○3−0)の出場を回避していた。

 ディナモ・ザグレブ戦後、アルテタ監督は新たな検査を実施することを明かしていたが、結果は深刻なものではなかったという。「これから行われるトレーニングセッションにおいて、(復帰が)時期尚早かどうかを判断する」と語っており、ウルヴァーハンプトン戦に間に合うか否かは未定だが、長期離脱とはならない見込みだ。

 加えて、サリバもまもなく復帰できそうだ。サリバはハムストリングに問題を抱えており、直近の公式戦2試合を欠場していたが、既に実戦復帰に向けた最終段階に入っている模様。「ウィロ(※サリバの愛称)の状況もマイルスと同様だ。来週の試合には出場できると思うが、今週については、今後のトレーニングセッションで様子を見なければならない」と明かしている。ウルヴァーハンプトン戦の出場可否は不透明ではあるものの、29日に控えたCL・リーグフェーズ最終節のジローナ戦、もしくは2月2日に控えたプレミアリーグ第24節マンチェスター・シティ戦には間に合う可能性が高そう。守備の要の復帰は、アーセナルにとって大きな後押しとなりそうだ。

 さらに、慢性的な問題を抱えているひざ関節の手術に踏み切った影響で、昨年11月を最後に公式戦のピッチから離れていたホワイトについても、復帰の見通しが立っているという。回復までのプロセスは順調に進んでおり、まもなく全体練習に合流する見込みのようだ。アルテタ監督は「ベンはまだチームの全体練習に加わっているわけではないが、(合流が)見えるところまではきている。2、3日中にいくつかの項目をクリアする必要はあるが、問題がなければ、すぐにでも我々と一緒にプレーできるようになるだろう」と話している。

 クオリティの面だけでなく、選手層の面でも最終ラインに問題を抱えていたアーセナルにとって、これらのニュースは朗報と言えるだろう。イギリスメディア『テレグラフ』の報道によると、冨安も数週間以内にはグループ練習に加わる予定とのことで、徐々に最終ラインに主力選手たちが戻ってきそうだ。


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