カイル・ウォーカーのミラン加入が正式決定! 約7年半在籍のマンC退団、自身初の国外挑戦

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2025年01月25日 04:48  サッカーキング

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昨季、マンCの主将としてプレミアリーグのトロフィーを掲げたウォーカー [写真]=Getty Images
 ミランは24日、マンチェスター・シティからイングランド代表DFカイル・ウォーカーがレンタル移籍で加入することを発表した。買取オプション付きで、背番号は元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏も着用したことで知られる「32」に決まった。

 イタリアメディア『スカイ』によると、レンタル料は無償だが、レンタル移籍期間中の給与はミランが負担することになるという。買取オプションは500万ユーロ(約8億円)となり、行使された場合、ミランはウォーカーと2027年6月30日までの契約を結ぶことになると報じられている。

 ウォーカーは1990年5月28日生まれの現在34歳。シェフィールド・ユナイテッドのアカデミー育ちで、ノーサンプトンへのレンタル移籍を経て、2009年1月にトップチームデビューを飾った。同年夏にはトッテナムへ完全移籍。複数回にわたるレンタル移籍の末、トッテナムで主力に定着すると、爆発的なスピードを武器にプレミアリーグ屈指の右サイドバックとして名を馳せた。トッテナムでは公式戦通算229試合出場4ゴールを記録。2017年夏、推定移籍金およそ5000万ポンド(現在のレートで約95億円)でマンチェスター・シティへの完全移籍が決まった。

 マンチェスター・シティでは初年度からジョゼップ・グアルディオラ監督からの信頼を掴み、右サイドバックの主軸として活躍。これまでに公式戦通算319試合出場6ゴールを記録。前人未到のプレミアリーグ4連覇を含む6度のプレミアリーグ優勝、2度のFAカップ優勝、そして2022−23シーズンのクラブにとって悲願だったチャンピオンズリーグ(CL)制覇など、合計「17」ものタイトルを掲げた。

 また、2011年11月にデビューを飾ったイングランド代表でも、国際Aマッチ通算93試合出場1ゴールを記録。FIFAワールドカップは2大会連続、EUROは3大会連続で出場している。昨年夏に行われたEURO2024では全7試合にフル出場し、“スリーライオンズ”にとって2大会連続のファイナル進出に貢献していた。

 昨季からはマンチェスター・シティのキャプテンを務め、今シーズンに入ってからもリーダー格としてより一層の活躍が期待されていたが、ここまでのパフォーマンスはやや不安定なものとなっていた。公式戦全体で見ると18試合のピッチに立っているが、出場時間は大幅に減少。このような状況のなか、今冬の移籍市場では国外移籍を志願し、最終的には“ロッソネロ”の一員となることが決まった。

 ウォーカーにとって、イングランド国外でのプレーはキャリア初。自身初挑戦となるイタリアの地で、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。

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