井上尚弥、4回KO勝利で4団体防衛成功も異例の一戦に本音「精神的に正直きつかった」 キムの挑発行為には“余裕の笑顔”

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2025年01月25日 07:30  ORICON NEWS

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3度目の4団体王座防衛を果たした井上尚弥 (C)ORICON NewS inc.
 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王座戦が24日に東京・有明アリーナで行われ、統一王者の井上尚弥がWBO同級11位・キム・イェジュンを4回2分25秒KOで下し、3度目の4団体王座防衛を果たした。

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 待ちに待った一戦で、圧倒的な強さを見せつけた。序盤こそ睨み合う展開が続いたものの、次第に井上のペースに。そして4回、井上の左のジャブからの右ストレートがキムの顔面にクリーンヒット。キムは立ち上がることができず、陣営からタオルが投げ込まれた。

 当初、防衛戦は昨年12月24日に行われる予定だったが、挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア)が負傷。試合直前に1ヶ月延期となり、再度の負傷で挑戦者がキムに変更されるという異例の展開となった。試合後、井上は「今の気持ち、疲れました。これは試合で疲れたというよりも、やっぱこの2ヶ月間色々ありましたし、肉体的ではなくやっぱり精神的に正直きつかったところもある。本当に肩の荷がおりたというか、どっと疲れが来ました」と本音を吐露した。

 勝利については「相手あってのボクシングですし、今日は相手に対して、いいボクシングができたのかなと思います」と語った。またキムが試合中に「来い」と挑発したシーンを振り返り「ちょっとムッとはしましたけどね。そのぐらいですかね。絶対、倒してやろうと思いましたね。『そんなことしなきゃいいのに』と思いながら、試合をしていましたね」と笑顔も見せた。


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  • 多少の挑発があったようだが、試合を受けてくれた選手に感謝だろう。
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