トランプ大統領がロスの山火事被災地を視察「知事と一丸となって復興に取り組む」政敵の州知事と融和ムード演出

トランプ大統領は24日、就任後初の地方訪問の一環で今月7日にロサンゼルス近郊で発生した山火事の被災地を視察しました。

トランプ大統領
「信じられない、本当に信じられない」

こうした中、トランプ大統領はカリフォルニア州を訪れ、ロサンゼルス近郊のパシフィック・パリセーズで発生した山火事の被災地を視察しました。

その後の会見では「現地で目の当たりにして、その悲惨さを感じた」などとして、再建に向けた手続きを簡素化させるなど復興を加速させていく考えを示しました。

また、これまで民主党ニューサム知事の対応を「無能だ」などと批判し、連邦政府からの復旧支援には条件を設けることをほのめかしていましたが、そのことについて言及することはありませんでした。

視察に先立ってはニューサム知事と握手を交わした上で、「知事と一丸となって復興に取り組む」などと述べ、融和ムードを演出しました。