アトレティコがジンチェンコ獲得に参戦…完全移籍or買取義務付レンタルでアーセナルと交渉中か

　アトレティコ・マドリードが、アーセナルに所属するウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの獲得に動いているようだ。24日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。

　現在28歳のジンチェンコは、2022年夏にマンチェスター・シティからアーセナルへ完全移籍で加入した。1年目と2年目は公式戦30試合以上に出場したものの、今シーズンは大幅に出場時間を減らし、公式戦13試合の出場で先発は5回のみ。1月の移籍市場での退団が噂されている。

　ジンチェンコの移籍先候補にはドルトムントなどの名前が挙がっていた。しかし、同クラブはセンターバックでもプレーできる左サイドバックの獲得を優先しており、コストがかかるジンチェンコに対する興味は下火となっているようだ。

　そんななか、アトレティコ・マドリードもジンチェンコの獲得レースに参戦した模様。同クラブは現在、完全移籍または買い取り義務が付いた期限付き移籍での獲得に向けて、アーセナルとの話し合いを行っているという。なお、アーセナルの要求額は2000万ユーロ（約33億円）＋ボーナスだという。