【卓球】16歳張本美和4強「諦めずに取り返そうと」サウスポーに苦戦も最年少Vへ、あと2勝

0

2025年01月25日 13:18  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

勝利しガッツポーズする張本美(撮影・宮地輝)

<卓球:全日本選手権シングルス>◇25日◇第5日◇東京体育館◇女子準々決勝



24年パリ五輪(オリンピック)団体銀メダルの張本美和(16=木下グループ)が4強へ進んだ。山崎唯愛(サンリツ)に4−2(9−11、13−11、9−11、12−10、11−4、11−6)で勝利。16歳7カ月での史上最年少優勝を目指し、準決勝と決勝を控える最終日の26日に備える。


第1ゲーム(G)は9−4とリードしながら、7連続失点で落とした。初対戦となったサウスポーの特徴あるスマッシュに「ドライブする選手が多くなっている分、コース取りが違うので、難しい部分があった」と苦しんだ。それでも引き離されることなく食らいつき、1−2で迎えた第4Gからを3連続で制した。


前日24日はジュニアでの3試合を含め、5試合を戦って5勝。肩周りに筋肉痛を残しながらも「9オール(9−9)からの展開が多かった。『諦めない』というのは当たり前かもしれませんが、諦めずに、リードされても取り返そうとできました」と安堵(あんど)した。


前回大会は準優勝。従来の最年少優勝は17年平野美宇の16歳9カ月となっており「しっかり準備をしていきたい」とクライマックスへ向かう。【松本航】

    ニュース設定