東京のカレー店の中でも、屈指の人気を誇るのが大久保にある「SPICY CURRY 魯珈」ではないでしょうか。
なんたって、午前9時半からスタートする記帳に行列ができることもあるほどの人気ぶり。「いつかお店に行きたい!」と思いながら、私もいまだ叶わずの状況です。
そんな名店とコラボしたスパイスカレーが全国の吉野家で発売スタート! 先日食べに行ってきましたので、期待にたがわぬ味わいなのかどうか率直にレポートしたいと思いますっ。
【吉野家が超人気カレー店とコラボ!】
これまでもさまざまな企業とコラボしている「SPICY CURRY 魯珈」。2025年1月16日から吉野家で販売中の「牛魯珈カレー」は、「吉野家の『牛丼』の牛煮肉に合うスパイスカレーを齋藤絵理シェフが監修した」というのが大きな特徴だそうです。
さてさて、実物の「牛魯珈カレー」を見てみると……ビジュアルは非常にシンプル。もう少し正直に言うと、全体的に茶色で彩りがないので少し寂しい印象を受けました。
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でもでも、スパイシーな香りが鼻をくすぐり、食欲をそそられる〜〜!! それではいただきますっ。
【圧倒的スパイス感に衝撃!】
……思った以上のスパイス感!!! クローブやカルダモン、シナモンなどがしっかりと効いていて、爽やかな刺激がひとくち目からガツンとやってきます。
けれど、ただただとがっているだけではなくて、その奥に玉ねぎやトマトの旨味、甘さが感じられてまろやかさも感じられます。
ルーは小麦粉を使用していないというだけあって、さらりとしていて粘度低め。濃厚なのに嫌な重たさがなく、白いごはんとともにどんどんとかき込めます。
個性的なのに調和のとれた味わいになっているのが不思議……! この絶妙なバランスが齋藤絵理シェフならではのセンスと言えるかもしれません。
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ただし「吉野家の牛煮肉と合うか」という点については、特に何も感じなかったのが正直なところ。辛いルーの箸休めとして甘辛い牛煮肉はよい存在となっていましたが、ルーのパンチが強すぎて牛煮肉の味付けがあまり感じられない気もしました。
いっぽうで、私がおすすめしたいのが卓上の「紅生姜」と「唐辛子」のトッピング。紅生姜はスパイスカレーによく添えられる「アチャール(漬け物)」気分を楽しめますし、唐辛子もさらなるスパイス感が加わってちょい足しにぴったり。
途中からの味変にぜひ試してみてください♪
【4月末までの期間限定商品】
吉野家の「牛魯珈カレー」は店内飲食が729円、テイクアウトが716円。「肉だく牛魯珈カレー」は店内飲食が839円、テイクアウトが824円で、こちらは牛煮肉の量が牛丼並と同じだそうです。
どちらも2025年4月末までの期間限定での販売。行列必至の人気店のおいしさを、皆さんも吉野家で手軽に体験しちゃいましょ!
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※本文中の価格はすべて税込みです。
※一部、販売していない店舗、販売価格が異なる店舗があります。
※これらの商品は期日を待たずに販売を終了する場合があります。
参考リンク:吉野家
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい