「ゲームボーイアドバンスSP」を便利でかわいく改造する動画がYouTubeに投稿されました。「かわいい」と反響を呼び、記事執筆時点で4万4000回以上再生されています。
●「ゲームボーイアドバンスSP」を三色団子カラーに
動画を投稿したのは、自作のPCやキーボードの動画を主に紹介するYouTubeチャンネル「rarapon/ららぽん」。今回は、2003年に発売された「ゲームボーイアドバンスSP」を使いやすく、かつかわいく改造します。
入手した3台のゲームボーイは外見はボロボロですが正常動作品。ただし、現在一般的なバックライト液晶ではなく、フロントライトで画面を照らしているため視認性が悪いのが難点です。また、充電にも専用ケーブルが必要となります。
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これを使いやすく改造とするとともに、シェル(外装)を新たなものに交換して“三色団子”カラーでそろえます。これは、同チャンネルのメンバーシップの名称「三色団子大学」にちなんだものです。
●ネット通販で交換パーツを購入
シェルや液晶モニターなどはネット通販で購入。ゲームボーイ関連のパーツは比較的容易に入手できるそうです。
モニターは、見る角度による輝度や色の変化が少ないIPS液晶に交換します (参考:EIZO)。ゲームボーイの現在のシェルを開けて基盤を取り出し、モニターを接続して正常に映像が表示されることをまず確認します。モニターの取り付けははんだ付け不要ですが、明るさ調整ボタンとの接続にははんだ付けが必要です。
正常に動作することを確認できたところでモニター側のシェルにセット。このとき、モニターの爪がシェルと干渉してフタが閉まらないことがわかったので、爪を折り曲げてなんとか収めます。モニターとシェルの組み合わせによって、こういうケースがあるそうです。
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●使いやすくてかわいい見た目に!
次に、新しいシェルに基盤が収まることを確認したら、既存の充電コネクターのはんだを除去して取り外し、新たにUSB-Cのコネクターをはんだ付けします。このとき、隣のはんだ付け箇所とつながらないよう細心の注意が必要です。繊細な作業だ……!
基盤を再びシェルにセットしてモニターとつなげたらねじ止め。さらに、バッテリーも新しいものに変えたら完成です! 以前のモニターと比べて段違いに明るくなりました。
同じ手順で他の2つも改造しましたが、製造年などによって基盤の作りが少し異なっている可能性もあるので注意が必要だそうです。
音量調整のスライダーが基盤から取り外せるものと一体化して外せないものがあり、今回の改造でも音量スライダーを無理に取ろうとして折ってしまったものがあったといいます。
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●「自称レトロゲーマー俺氏大歓喜」
かわいいだけでなく、オリジナルよりもずっと使いやすくなったゲームボーイの姿に、「gameboyって改造できるんだ」「三色団子可愛すぎる こういうコンパクトで可愛いゲーム機欲しい」「台に置いて並べると可愛さ倍増だね」「自称レトロゲーマー俺氏大歓喜」という反応が寄せられています。
なお、投稿主さんは今回の改造に合わせて対応ソフトもいくつか購入したとのこと。かわいくなったハードで気持ちもウキウキと楽しめそうですね。
動画提供:YouTubeチャンネル「rarapon/ららぽん」
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