中村敬斗、伊東純也を起点に今季リーグ戦8点目! 関根大輝“デビュー”のスタッド・ランスがPSGとドロー

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2025年01月26日 07:09  サッカーキング

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PSG戦で得点を挙げた中村敬斗(中央)[写真]=Getty Images
 リーグ・アン第19節が25日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とスタッド・ランスが対戦した。

 ここまで18試合を消化したリーグ戦で5勝6分7敗を記録し、勝ち点「21」の暫定13位につけているスタッド・ランス。今季序盤は順調にポイントを積み上げていた同クラブだったが、現在はリーグ・アンで7試合未勝利と急激な失速を見せている。今節も伊東純也と中村敬斗が揃って先発出場。今月12日に柏レイソルから加わった関根大輝も、加入後初となるベンチ入りを果たした。

 試合は序盤からPSGが主導権を掌握。左のウイングにはナポリより加わったフヴィチャ・クヴァラツヘリアが先発しており、豊富なタレントを生かしてスタッド・ランスを支配する。22分にはハーフライン付近でボールを持ったワレン・ザイール・エムリがドリブルを開始。中盤のスペースを持ち運び、パスを受けたデジレ・ドゥエがミドルシュートを放つ。しかし、グラウンダーの一撃は枠をわずかに外れた。

 一方のスタッド・ランスも29分に中村が決定機を迎える。ゴールキックで右サイドにボールが送られると、ライン際でマーシャル・ムネツィがヘディング。前線のウマル・ディアキテに繋ぎ、頭で落としたバックパスをテディ・テウマがダイレクトで裏へと放る。中村が鋭い飛び出しで最終ラインを抜け出し、ボックス内でシュート。浮き球のボールをワンタッチで狙ったが、GKジャンルイジ・ドンナルンマに防がれた。

 直後の31分にはPSGがビッグチャンスを作り出す。敵陣右サイドで華麗なパスワークを披露し、フリーでボールを引き出したウスマン・デンベレが前を向いてスルーパス。ペナルティエリアに侵入したドゥエが横パスを出してゴンサロ・ラモスが合わせたものの、GKイェヴァン・ディウフの弾いたボールは左ポストに直撃した。

 そんななか、47分にPSGがスコアを動かす。敵陣左サイドに張ったクヴァラツヘリアにパスがわたり、得意のドリブルで相手選手を次々に突破。斜めに切り込みながら運ぶと、ボックス正面で味方とのワンツーを選択する。最後は右脇で待つデンベレに優しく繋ぎ、左足で放ったシュートがマーカーに当たってゴールイン。期待の新戦力が得点を演出し、PSGに先制弾をもたらした。

 リードを許したスタッド・ランスだったが、56分に“日本人コンビ”が結果を残す。GKイェヴァン・ディウフのスローイングからスタッド・ランスがカウンターに転じ、自陣左サイドでボールを引き取った中村が縦にスルーパスを出す。走り出した伊東がゴール前に折り返し、ムネツィが落としたラストパスを中村が右足で一振り。鮮やかにゴール右下へと流し込み、今季リーグ戦8点目を決めた。

 後半アディショナルタイムには伊東と代わって関根が新天地デビュー。試合はそのまま1−1で終了し、互いに1ポイントずつを分け合った。次節、PSGは来月1日にアウェイでスタッド・ブレストと対戦。スタッド・ランスはその翌日にホームでナントと対戦する。

【スコア】
PSG 1−1 スタッド・ランス

【得点者】
1−0 47分 ウスマン・デンベレ(PSG)
1−1 56分 中村敬斗(スタッド・ランス)

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