リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航に賛辞を送った。25日、クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第23節が25日に行われ、リヴァプールはイプスウィッチと対戦。11分にドミニク・ソボスライが先制点を決めると、35分にはモハメド・サラーが追加点をマーク。その後、44分と65分にはコーディ・ガクポが2点を追加し、終了間際には1失点を喫したものの、4−1で快勝した。
この試合ベンチスタートとなった遠藤は68分から途中出場を果たしたが、80分にはルーズボールの処理の際にフリオ・エンシソが飛びひざ蹴りのような形で遠藤の顔面付近に衝突。ピッチに倒れ込んだ遠藤は、メディカルスタッフによる確認を受けた後、何事もなくプレーを続けたが、このプレーでエンシソにはイエローカードしか提示されなく、退場とならなかったことは大きな物議を醸している。
試合後、エンシソから衝突されていた遠藤について聞かれたスロット監督は「ファウルを受けた時、これはよくないと思ったし、周りにいる選手たちの反応を見てそれがわかった」と心配していたことを明かしつつ、最後までプレーを続けた同選手には次のように賛辞を送った。
「少し様子を見ようと思ったが、試合中に彼は1、2回首を振っただけでまた走り始めていた。彼のメンタリティは信じられないほどで、彼は大丈夫だった。イエローカードだけだったから、私が抱いた不安は杞憂だったようだ」
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