巨人、リーグ連覇へ求められる戸郷翔征のエースの働き

　巨人の戸郷翔征は昨季、開幕投手を務め、5月24日の阪神戦ではノーヒットノーランを達成、自身2度目の最多奪三振のタイトルを獲得するなど、“エース”としてチームの4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

　今季は昨季15勝（3敗）を挙げ、1人で貯金を『12』つくった菅野智之がメジャーリーグ・オリオールズに移籍したことで、若手投手の成長を期待しながらも、戸郷には勝ち星、貯金ともに昨季以上の数字を残して欲しいところ。

　戸郷はシーズン自己最多の白星は、22年、23年、24年にマークした12勝。貯金は23年につくった『7』が最高だ。勝ち星で言えば、各球団のエースとの投げ合いが多くなるとはいえ、13勝の壁を突破し、15勝以上挙げることを期待したい。

　また、貯金もチームがリーグ優勝するのであれば、1人で貯金を『10』作れれば、その他にも山﨑伊織、グリフィン、井上温大といった好投手がおり、リーグ連覇も見えてくるのではないだろうか。

　現在も巨人のエースと呼べる存在ではあるが、15勝以上、貯金を10作れれば、圧倒的な存在感を放つことができそうだ。

巨人、リーグ連覇へ求められる戸郷翔征のエースの働き

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