工事をすることなく家具の変更だけでリビングルームを一新する模様替え動画が、YouTubeで16万回以上再生され、約1万2000件の高評価を集めています。
●賃貸物件でも可能な模様替え
動画を投稿したのは、インテリアデザインを教えているニック・ルイスさんのYouTubeチャンネル「Nick Lewis」。今回は、スタッフの女性が住む家でリビングルームの模様替えを行います。賃貸なので床や壁はイジれないという前提条件がありますが、どうするのでしょう……?
玄関を入ると、眼の前には小さなリビングルーム。大きなソファーとテレビを置いた棚、小さなテーブルなどが配置されていますまた、リビングルームと一体化している玄関スペースには、コート掛けや小物を置く棚、靴を入れるカゴも置かれています。
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リビングルームはそのままキッチンにもつながっていますが、物が多すぎるという印象はなく、全体的にすっきりとした印象のある部屋ですね。
しかし、居住する女性は収納が少ないことに不満を感じており、表に出ているものを減らしたいと言います。
●3Dで模様替えの完成予想図を作成
そのままでも十分ステキな部屋ですが、ニックさんは自分のスタイルを押し付けるつもりはないとした上で、「クールなものを一緒に作りましょう」と提案します。
ニックさんは伝統的なデザインが好きな女性のため、落ち着いた印象の家具を揃え、雰囲気作りのため照明も増やすことにしました。元の部屋の動画とチョイスした家具の写真を使い3Dで模様替えの完成予想図を作成し、修正を加えながら模様替えの方針を固めていきます。
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●レトロ感のある落ち着いたリビングルームに
注文した家具などを運び入れて、あらかじめ決めていた位置にセットすると模様替えはサクッと完了! 元の部屋も十分にステキでしたが、一新されたリビングはレトロ感のある落ち着いた雰囲気に。モスグリーンの大きなソファーと、ブラウン系のテレビボード&ローテーブルがいい感じです。
玄関を入ってきたところには中が収納になっているベンチが置かれ、靴などが表に見えている状態も解消されました。ベンチは靴を履くときにも便利そうですね。
壁掛けのアート作品は元のものを残しつつ、部屋に合うものを追加。富士山のデザインに「和牛」と書かれた作品がどうにも気になってしまいますが、カナダの人から見るとオシャレなのかもしれません。
●「居心地の良さそうな空間」「大人っぽい感じに」
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部屋の主の女性も大満足の仕上がりに、「とても居心地の良さそうな空間だ」「解体や塗装、床張りをせずに模様替えするのが大好き。家具や装飾がどれだけインパクトを与えるかわかりますね」「空間の配色を統一し、適切な家具を選ぶことで、学生の部屋という感じではなく、大人っぽい感じにできるのは驚きです」「まるで新しい場所のようです……とても暖かく、居心地がよく、スタイリッシュで、まとまっています!」と絶賛するコメントが寄せられています。
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