全く輝きの見られないシトリン(黄水晶)の原石をまばゆいばかりの美しい宝石に磨き上げる動画に、思わず見入ってしまいます。
動画を投稿したのはブラジルの宝石職人のミゲルさんです。ミゲルさんは半透明で表面がゴツゴツしたシトリンの原石を、まずは最も人気のあるブリリアンカットにするため、やや円錐形に近い状態に整えます。この時点ではまだまだ宝石というには程遠い状態です。
この後、ミゲルさんの職人技が繰り広げられることに。たくさんの光を石の中に取り込めるよう、台座の部分にあたる「石座」の表面に無数にカット面を施していきます。少しずつ原石の表面が光沢を放つようになるさまは、見てるだけでワクワクしてきます。
石座のカット面が仕上がると、次は上の部分のクラウンにカットを施していきます。そして最後の仕上げに表面を磨いていくと、シトリンの原石は石の内部で光が乱反射する美しい宝石に生まれ変わりました。
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今回の動画が投稿されたYouTubeチャンネル「Sy e Miguel」には、本記事の執筆時点で40万人以上の登録者がおり、他にも一見おはぎのような水晶の原石を磨いたり、道路で拾った天然石を磨く動画などが投稿されています。
画像はYouTubeチャンネル「Sy e Miguel」から
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「Temu」日本からも出品可能に(写真:ITmedia NEWS)72
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