【モデルプレス=2025/01/27】株式会社フジテレビジョンの港浩一社長と嘉納修治会長が辞任することが明らかとなった。27日、同社の公式サイトを通じて発表された。
【写真】元フジアナ渡邊渚、スラリ美脚輝く◆フジテレビ港浩一社長、嘉納修治会長が辞任
同社は、公式サイトを通じて、嘉納代表取締役会長と港取締役が同日付で辞任することを報告。 また、同日実施された臨時株主総会で、清水賢治専務取締役をフジテレビの取締役に選任し、その後の臨時取締役会で28日付けでフジテレビの代表取締役社長に選定する決議をしたと明らかにした。
異動の理由について、書面では「フジテレビについての一連の報道に関し、こうした事態を生じさせた責任を踏まえ、辞任するものです」と説明。「両氏は、退任後も第三者委員会が行う調査に責任をもって最大限の協力を行うことを約束しています」とし、「新たな経営体制で第三者委員会の調査への協力及び信頼回復に向けた改革を進めるとともに、さらに抜本的な経営体制の見直しを検討し実行いたします」と伝えた。
16時には、嘉納氏、港氏、株式会社フジテレビジョン取締役副会長の遠藤龍之介氏、フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長の金光修氏4人が同局で行われた会見に出席した。
港氏は1952年北海道生まれ。1976年にフジテレビに入社し、ディレクターとして「夕やけニャンニャン」「とんねるずのみなさんのおかげです」などの番組を手掛けた。2015年には、フジ・メディア・ホールディングスの子会社の番組制作会社、共同テレビの社長に選任され、2022年にはフジテレビに戻り社長に就任した。
フジテレビは、同社と中居正広が関与していたとされるトラブルをめぐって、17日に港浩一社長による緊急記者会見を実施したが、限られた媒体での実施かつ生配信等が行われなかったことからネット上で多数の指摘が相次いだ。今回実施される会見は、その“やり直し”となり、媒体の制限は行わず、オープンに実施され、「TVer スペシャルライブ」、「FNN プライムオンライン」にて10分ディレイの配信も行われた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】