なかなか買い替える機会のないお米の計量カップ。少しの不満はあれど買い替えるほどのことではないと思い、ずっと同じものを使い続けてきたのですが、ホームセンターでふと目に留まったmarna(マーナ)のものに変えてみたら、あまりの使いやすさに衝撃を受けました。
まさに筆者が抱いていた「少しの不満」をすべて解決してくれる、文句のつけどころがない最高設計。詳しく紹介したいと思います。
◆お米をすくうたびに感じていたモヤモヤ
我が家でこれまで使っていたのは、米びつか炊飯器を買ったときについてきた、赤い目盛りの透明でシンプルな計量カップ。なんとなくずっと使い続けてきたものの、大きく2つの不満を抱えていました。
不満1:お米に指がズボッと入ってしまう
持ち手のないシンプルなカップの場合、どうしてもお米をすくうときに米びつの中の米に指が入ってしまいます。仕方のないことかな、と思いつつもずっと気になっていました。
不満2:1カップ分の計量が難しい
筆者が使っていた計量カップはすりきり1杯で1合ではなく、1合の目盛りまでお米を計るタイプ。さらに目盛りが外側のみにしかついておらず、上からは確認ができないため、お米をすくってはカップを目線の位置まで持ってこなければなりません。
1回で目盛りぴったりに計ることができればいいのですが、お米が足りなかったり多すぎたりすると量を調節しつつ、そのたびに何度もカップを目線まで持ち上げる……その繰り返しの作業が地味に手間でした。
◆かなりの時短を実現!marnaのカップはすくいやすい&計りやすい
今回購入した、marnaの「極 お米計量カップ」528円(税込)は、全米販・お米マイスターとの共同企画により誕生したカップで、細部にまでこだわって作られています。
お米の計量カップといえば大抵は透明ですが、marnaのものはホワイトカラーで外側に目盛りが一切なく、シンプルでスタイリッシュなデザイン。すりきり1杯でちょうど1合分が計量でき、さらにカップの内側には1/2の目盛りもついています。
◆持ち手ひとつでこんなにも使いやすくなるとは!
持ち手が長く、カップを持ったときに安定するためお米がとてもすくいやすい! お米に指が触れることもなくなり、とても快適です。
たかが持ち手、されど持ち手。その存在ひとつでこんなにも使いやすさがアップするとは……。
米びつの中に入れておく場合にも、お米からきちんと持ち手が飛び出していてくれます。
◆計量時の“余分なひと手間”がなくなった
筆者は米びつのフタ部分ですり切りを行っています。カップと持ち手のつながり部分に段差がなくフラットで、すり切りもスムーズ。
このカップなら、米をすくってすり切るだけでおしまい。これまでの「お米をすくって目盛りを確認し、量が合うまでそれを何度も繰り返す」という作業がいかに時間を無駄にしていたのかを思い知りました。
内側の目盛りがこれまた秀逸! 1/2のラインに段差がついていて、この段差によりカップの上から量を確認した時にとてもわかりやすいんです!
◆嘘でしょ? 少なくなったお米もきっちり計れる
カップは先端部分が薄く真っすぐになっていて、残りが少なくなってきたときにも底のお米をすくいやすいよう設計されています。
これまで使っていたものもフチが真っすぐになっていましたが、薄さが加わることですくいやすさが格段にアップすることに驚きました。
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計量カップを変える。たったそれだけのことで、お米の計量にかかる時間を大幅に短縮することができました。
毎日使うもののわりに普段あまり注目を浴びることのないアイテムですが、たった500円ほどでプチストレスが解消されて満足度が高いので、お米の計量カップの見直し、オススメです!
<写真・文/鈴木美奈子>
【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。