フジ最高実力者の日枝久取締役相談役の辞意について「個別についてはご容赦を」遠藤龍之介副会長

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2025年01月27日 17:27  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

【イラスト】フジサンケイグループ組織図(敬称略)

フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。


臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(F・M・H)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。嘉納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、F・M・Hの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。


最高権力者と言われる日枝取締役相談役が辞意を表明したかについては、遠藤副会長は「この件を受けて、我々、いろいろ話しました。個別の話について、日枝も含めて、ここで開示するのはご容赦を。今回の体制は暫定的なもの。全ての常勤役員が速やかに責任を取るというものです」と説明した。


女性アナウンサーが接待要員として使われていたと報じられたことについて、港社長は「女性アナウンサーが会食、親睦の場に出ることも大切なことだと思う。楽しく会食するわけですが、今冷静に考えると優位にある者が食事に誘って、気が進まない人もいたのだと思う。今になって思えば、本人たちの意志の確認をしっかりやって行かなくてはいけないなと思う。そういうのが刷新につながっていくと思う」と話した。


遠藤副会長は「私は2019年に社長に就任して、後輩がお祝いしてくれたことがある。その中に女性アナウンサーがいた。もうちょっと、意思の確認をしておけばよかったと思う」と話した。


嘉納会長は「大きなイベントの打ち上げで、女性アナウンサーと一緒になったこと有賀、個人的にはない」。金光社長は「30年以上前に女性アナウンサーとホームパーティーで食事したことはある」。清水次期社長は「打ち上げ等公式な場しか記憶にありません」と話した。


港社長の誕生日を祝う会に女性アナウンサーが出席して行われたと報じられたことには「後輩が開いてくれて、感謝している。意に沿わないかは分からない」と話した。

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