GK中村航輔にJリーグ復帰の可能性が浮上か…葡2部ポルティモネンセと契約解除と現地報道

　ポルティモネンセがGK中村航輔との契約を解除したようだ。ポルトガル紙『レコルド』が24日付で伝えている。

　1995年2月27日生まれで現在29歳の中村は柏レイソルの下部組織出身で、2011年に16歳でトップチームデビューを飾った。その後、アビスパ福岡での武者修行を経て、トップチームの正GKに定着すると、2017年には日本代表デビュー。2021年1月に加入したポルティモネンセではここまで公式戦通算59試合に出場し、一昨年9月には契約期間を2026年6月末まで延長したことが発表された。

　在籍5年目の今シーズンは公式戦3試合の出場に留まるなど、序列が低下していた中村だが、現地時間24日付でポルティモネンセとの契約を解除したようだ。『レコルド』によると、同選手は2026年6月末までとなっていた契約を解除することで、クラブ側と「友好的な合意」に達したとのこと。今後は母国のリーグであるJリーグに新天地を求める見込みと報じられている。

　なお、データサイト『transfermarkt』でも、中村が1月24日付でポルティモネンセとの契約を解除したとされており、現在は無所属の選手と記載されている。果たして約5年ぶりのJリーグ復帰は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。