ビジネスにも使える「デジタルウォッチ」を実機で紹介 タイメックスのロングセラー機は装着感が良く高コスパ

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2025年01月27日 19:00  Fav-Log by ITmedia

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タイメックス クラシックデジタル シルバー T78587

 オフィスにおける服装のカジュアル化が進む昨今。「シンプルなモデルなら、ビジネス時にデジタルウォッチも着用OK!」という人も少なくないでしょう。

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 今回はそんな人に向けて、適度な品位と扱いやすさ、入手のしやすさを兼ね備えた名作デジタルウォッチ2モデルを前編と後編に分けて実機レビュー。その魅力を紹介します。

●20世紀を思い起こさせるレトロ感

 まず、今回レビューする2モデルの概要を見ていきましょう。タイメックスのクラシックデジタルは1990年代から販売され、「角デジ」の愛称で親しまれてきたロングセラー機です。今回レビューするモデル(型番:T78587)は、シルバー色のステンレス外装を採用し、幅広い場面で合わせやすい1本。着用のしやすさと良好な視認性とを兼ね備えたサイズ感や、レトロ感のある外観が特徴です。駆動部は電池式クオーツ、ケース幅は約34mm、3気圧防水です。

 後編記事でレビューするのは、シチズンが1980年代の名機を復刻させたアナデジテンプ(型番:JG2101-78E)です。アナログ表示とデジタル表示を併用した、オリジナリティに溢れた文字板レイアウト。本機は本体に温度センサーも搭載し、時刻に加えて温度も表示可能です。当時としては多機能な腕時計ですが、シンプルにまとめられた外観も秀逸な1本です。駆動部は電池式クオーツ、ケース幅は32.5mm、ケースとバンドはステンレス製です。

 1980〜1990年代を思い起こさせる趣きがおしゃれな両機。以下では、前者のタイメックス クラシックデジタルを実機レビューしていきます。

●“普段使い“にちょうど良い

 それでは早速、クラシックデジタル(T78587)の外観を見ていきましょう。ステンレス製のベゼル(本体の外装部)に映える、ブラックの文字板。文字板面の装飾は操作ボタンの機能説明とブランド刻印がメインで、比較的シンプルな外観です。ミニマルすぎず、かといって説明的すぎない過不足のない装飾性からは、タイメックスらしいデザインセンスの高さが感じられます。

 実際に本機を着用してみましょう。まず印象的なのは、秀逸な着用感。本機のバンドには、金属製のエクスパンジョン(伸縮)バンドを装備しています。各コマ間に配された金属バネの作用で、ゴムのように伸び縮みする点が特徴です。電車の吊り革に掴まる際などの手首に負荷がかかる状況でも、バンドの伸縮性により窮屈さとは無縁の装着性を実現しています。着脱時にバックル操作が不要な着脱性の高さも、本機のバンドの美点だといえるでしょう。

 液晶表示部に目を移すと、通常の時刻表示モードで表示されるのは「日付・曜日・時刻」のみ。時刻表示部は大きく表示され、読み取り性は良好です。日常生活に最低限必要な情報が、読み取りやすく配置されたデザインだといえるでしょう。外観全体のデザイン性と時刻の読み取り性をバランス良く両立している点が、本機がロングセラーとなっている理由かもしれません。

 なお、本機は時刻表示以外に時間計測やアラームなど、デジタルウォッチとしての基本機能も備えています。右下のボタン操作による文字板発光機能(インディグロ)も装備。暗所における視認性も良好です。

●普段着にも、オフィスカジュアルにも

 本機と洋服との組み合わせもチェックしてみましょう。まず休日着との組み合わせの例。ニットとスラックスに、ローファーを合わせた着こなしです。こういった何気ない普段の着こなしにも、本機はフィットします。楽な装着感も相まって、リラックスした休日を過ごせそうです。

 本機は腕元への収まりも良く、オフィススタイルにもマッチします。ネイビーのジャケットとスラックスといったジャケパンスタイルでも、違和感なく着用可能です。さまざまな場面でおしゃれに着用できる汎用性の高さも、本機の魅力だといえるでしょう。

●シンプルなデザインと、心地良さ

 この記事では、タイメックスのロングセラーモデル、クラシックデジタル(型番:T78587)を実機レビューしました。普段着にもオフィススタイルにも溶け込むデザイン性と、伸縮式バンドの良好な装着性がポイントの1本でした。

 実売価格で1万円前後で購入できる、コスパの高さも本機の魅力です。よりカジュアルな着こなしに最適な、ゴールド色のモデルもラインアップされています。

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