【フジ会見】清水賢治新社長、プロデューサーが優越的地位に立ち生じるハラスメントは「断じて許されないこと」現在考える解決防止策

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2025年01月27日 20:19  モデルプレス

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新社長 清水賢治氏(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/01/27】フジテレビは27日、東京・お台場の同局で記者会見を実施し、フジテレビの嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修氏、上野陽一広報局長が出席。新社長の清水賢治氏がプロデューサーの立場について語った。

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◆清水賢治新社長、プロデューサーが優越的地位に立ち生じるハラスメントの解決策語る

会見では、新社長の清水氏が、明日以降の新体制についてや、今後に向けての解決防止策について記者からの質問に回答。立場上、プロデューサーが優位な立場になってしまう中で、どういった解決策を考えているか尋ねられると、「番組を構成する要素っていうのがあるかと思います。その中で必ずしもプロデューサーが実は1番優越的地位を持っているかというと、そうではありません。かなりケースバイケース」とこれまでの経験を踏まえて説明した。

しかしながら「優越的地位を持っているものが、立場の弱いものに対して言うことを聞かせる、そしてそっから生まれるハラスメントが生じるということは断じて許されないことだと思います」と明言。今後については「そのような問題を軽減することができるのか、撲滅という言葉を使いたいんですが」と解決していきたいものの、「そういうものはケースバイケース違うでしょうから、一律に適用できる極めて有効な策があるかというと、極めて難しい」と現在はまだ検討段階だと明かした。

現状、清水氏が考えていることについては「私がまだこれから検討していかなきゃいけないのですが、複数の決定過程に透明性がある程度必要なんだろうなと思います」と回答。「そこが密室の中で行われると、そのようなハラスメントが発生する可能性が高くなる。そこら辺のところをどこまでバランスをとってやろうかっていうところがちょっともヒントになるのかなと考えています」と語った。

フジテレビは、同社と中居正広が関与していたとされるトラブルをめぐって、17日に港浩一社長による緊急記者会見を実施したが、限られた媒体での実施かつ生配信等が行われなかったことからネット上で多数の指摘が相次いだ。今回実施される会見は、その“やり直し”となり、媒体の制限は行わず、オープンに実施され、「TVer スペシャルライブ」、「FNN プライムオンライン」にて10分ディレイの配信も行われた。(modelpress編集部)

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