レヴァークーゼンがマンチェスター・シティ所属のイングランド人MFジェームズ・マカティーへの関心を強めているようだ。27日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在22歳のマカティーは中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。マンチェスター・シティの下部組織出身で、2021年9月に18歳でトップチームデビューを飾った。昨シーズンはレンタル先のシェフィールド・ユナイテッドで公式戦32試合出場5ゴール4アシストと結果を残したが、今シーズンは分厚い選手層に阻まれ、ここまで14試合の出場に留まっている。
そんなマカティーには今冬のブンデスリーガ移籍の可能性が浮上。レヴァークーゼン、ライプツィヒ、ドルトムント、マインツ、シュトゥットガルトの5クラブが関心を寄せ、選手本人もマンチェスター・シティでの限定的な出場機会に少なからず不満を抱いており、他クラブでの新たな挑戦に前向きと報じられている。
特に強い関心を寄せているのが昨シーズンのブンデスリーガ覇者にして、今シーズンは首位バイエルンを「6」ポイント差で追いかけているレヴァークーゼンだ。『スカイスポーツ』によると、同クラブはマンチェスター・シティがエジプト代表FWオマル・マーモウシュを今冬の新戦力として迎えたことにより、マカティー獲得の可能性が以前よりも高まったと考えているとのこと。現在マンチェスター・シティとの直接交渉を進めているという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、レヴァークーゼンがマカティー獲得に向けて買い取りオプションが付随したレンタルオファーを提示したと指摘。一方で、ジョゼップ・グアルディオラ監督は同選手がスタメン争いに食い込む実力を備えていると信じており、放出には消極的であるとも伝えている。
首位奪還を目指すシーズン後半戦に向けて、レヴァークーゼンはマカティーを新戦力として迎えることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。