ユヴェントスは27日、ブラジル代表DFダニーロとの契約を双方合意の上で解除したことを発表した。
現在33歳のダニーロは母国のアメリカ・ミネイロでプロデビューを飾り、2010年夏に名門サントスへ完全移籍で加入した。ブラジル代表FWネイマール(現:アル・ヒラル)らとともにコパ・リベルタドーレス制覇に貢献すると、その後はポルトを経て、2015年夏にレアル・マドリードへ移籍。2年後にはマンチェスター・シティへ活躍の場を移し、2年間で公式戦通算60試合出場4ゴール3アシストという成績を残した。
2019年夏にはユヴェントスへ完全移籍。すぐさま主力に定着すると、右サイドバック(SB)やセンターバック(CB)を主戦場に公式戦通算213試合に出場し9ゴール14アシストをマークした。同クラブで獲得したタイトルはセリエAとスーペルコッパ・イタリアーナ、そして2度のコッパ・イタリアとなっている。
ユヴェントスは5年半をともに過ごしたダニーロの退団を受け、クラブ公式サイト上で次のように感謝を綴っている。
「ダニーロは2019年8月31日のナポリ戦で決めた初ゴールから、ビアンコネロ(白と黒)での最後の試合となった2024年12月14日のヴェネツィア戦に至るまで、常にプロ意識と献身の模範となっていた。チャンピオンである彼の今後の幸運を祈るばかりだ。これまでありがとう、そして今後の幸運を!」
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ダニーロの新天地は母国の名門フラメンゴとなる見込み。すでに2年契約を締結することで合意に達しており、現地時間27日火曜日にはブラジルに到着する予定だという。
【公式発表】ダニーロが約5年半を過ごしたユヴェントスへ別れ
Obrigado Danilo 🙏 pic.twitter.com/PSaBEwTrig— JuventusFC (@juventusfc) January 27, 2025