得点ランク首位FWグリーンウッド「マンU時代の記録を超えたい」 デ・ゼルビ新監督のもとマルセイユで絶好調

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2025年01月27日 23:40  サッカーキング

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マルセイユに所属するFWメイソン・グリーンウッド[写真]=Getty images
 マルセイユに所属する元イングランド代表メイソン・グリーンウッドがフランスのTV番組『Téléfoot』に出演し、インタビューに答えた。26日、フランスメディア『フットメルカート』や『レキップ』がコメントを伝えている。

2001年10月生まれのグリーンウッドは現在23歳。7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入すると、17歳の若さでトップチームデビューを果たした。翌年にはイングランド代表入りを果たすなど、“逸材”として期待されたものの、2022年に恋人への暴行容疑で活動停止に。2023年に起訴が取り下げられ、レンタル先のヘタフェで約20カ月ぶりに実戦復帰を果たしたが、マンチェスター・ユナイテッドで再びプレーすることなく、退団が発表された。

 それでも今季から完全移籍で加入したマルセイユでは、背番号『10』を背負い大爆発。ここまで公式戦21試合に出場し、13ゴールを記録。リーグ戦でも得点ランキング首位の12ゴールを挙げ、12月には月間最優秀選手賞(MVP)を受賞するなど、現在2位に位置するロベルト・デ・ゼルビ新監督が率いるチームを牽引している。

 自身の活躍についてグリーンウッドは「今季の出来は10点満点中7点か8点。監督や仲間に助けられた。もっと良くなると思うよ。これからもゴールを取り続けたいと思っているし、マンチェスター・ユナイテッド時代の記録(公式戦17ゴール)を打ち破ることができたら素晴らしいね」と、現状に満足しつつ、更なる活躍を誓った。

 さらに、加入の際に獲得を熱望されたとも報じられているデ・ゼルビ監督については「監督からは、もっと集中し、試合に関与し続けるようにと言われているよ。なぜなら、彼は僕こそが試合の流れを変えられる存在だと思っているからね」と、指揮官から絶大な信頼を受けていることを感じさせた。

 また、2024年にドーピング問題でユヴェントスを退団して以降、無所属が続くマンチェスター・ユナイテッド時代の“元チームメイト”元フランス代表MFポール・ポグバをマルセイユがリストアップしているという報道について問われたグリーンウッドは、「彼は素晴らしい人で、プロフェッショナルで、レベルが高い。ヨーロッパのどのチームも彼を獲得したいと思うだろう。彼がマルセイユに来れば、それは良いことだろうね」と、直接的な言及は避けつつ、ポグバとの再会を望んだ。なお、ポグバは2025年3月からプレー可能となっている。

 最後に、「僕はここでタイトルを獲得したいし、このクラブでチャンピオンズリーグ(CL)に出場したいと思っている。マルセイユにいることは大きなモチベーションだよ」と、新天地で充実した日々を過ごしていることを明かした。

 現在首位パリ・サンジェルマンとは勝ち点差『10』とやや離されているものの、CL出場権獲得に向け、熾烈な争いが続くマルセイユ。“完全復活”を遂げたグリーンウッドを中心にこれからの戦いに注目だ。

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