リーグ・アン(フランス1部)のレンヌは27日、セルティック(スコットランド)から日本代表FW古橋亨梧が完全移籍で加入することを発表した。
現在30歳の古橋は、興國高校から中央大学を経て2017年にFC岐阜でプロキャリアをスタート。2018年8月にヴィッセル神戸へ加入すると、翌年から2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞し、2021年7月にセルティックへ移籍した。アンジェ・ポステコグルー前監督の下、すぐに前線の主軸に定着し、1年目は公式戦33試合出場で20ゴール2アシストをマーク。2年目となる2022−2023シーズンはリーグ戦だけで25ゴールを挙げ、スコティッシュ・プレミアシップの得点王と最優秀選手(MVP)に輝いた。2023-24シーズンよりブレンダン・ロジャーズ監督が就任し、在籍4年目となる今シーズンはここまで公式戦32試合出場で13ゴール4アシストをマークしていた。
今冬の移籍市場でレンヌからの関心が報じられていた古橋だったが、今回同クラブへの完全移籍が正式決定。フランス紙『ル・パリジャン』にとると移籍金は1200万ユーロ(約20億円)。レンヌはリーグ戦で15位に沈んでおり、降格圏の16位と勝ち点で並ぶ苦しいシーズンを送っている。
レンヌへの完全移籍が決まった古橋は、クラブ公式サイトで以下のように意気込みを語っている。
「レンヌを知り、新しいチームメイトと出会えることを本当に楽しみにしています。すぐにチームのパフォーマンス向上に貢献したいです。セルティックで素晴らしい月日を過ごした後、私は評価の高いリーグで新たな挑戦を探していました。リーグ・アンはフィジカル的にも、技術的にも非常に競争が激しいリーグです。監督とスポーツディレクターは、私のクオリティと経験がどれほど必要なのかを伝えてくれました。ここ数シーズンのような状況ではなく、リーグの順位を再び上げることが目標です。レンヌで全力を尽くす準備はできています」
【動画】古橋亨梧の加入を伝えるレンヌ&新天地でのユニフォーム姿
Les chiffres parlent pour lui 📊🎯
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