昨年は仏で武者修行も経験 期待の3年目がシルクロードSで重賞初V狙う

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2025年01月28日 11:45  netkeiba

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重賞初制覇を目指すシロン(24年10月撮影、ユーザー提供:MITAKEさん)
 デビュー3年目の田口貫太騎手が、シルクロードステークス(4歳上・GIII・芝1200m)のシロン(牝6、栗東・小栗実厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

 田口騎手は23年デビューの21歳。ルーキーイヤーはJRAで同期最多となる35勝を挙げて、最多勝利新人騎手賞を獲得した。2年目の昨年、関東オークスのアンデスビエントで重賞初制覇を果たすと、夏には約2カ月のフランス遠征を敢行し、2勝をマーク。JRAでも40勝を挙げて、全国リーディング26位に躍進した。しかし、これまでJRAの重賞には31回騎乗して、昨年のデイリー杯2歳Sのドラゴンブーストの2着が最高着順。3着も1回あるが、勝利には手が届いていない。

 シルクロードSのパートナーはシロンだ。キズナ産駒の6歳牝馬。地方交流にも積極的に参戦するなど、使われながらジワジワと力を付けて、前々走の北陸Sでオープン入り。前走のタンザナイトSでもスローペースで逃げられたとはいえ、0秒2差の4着に健闘した。今回、人気を集めるソンシとはタイム差なしだったので、展開次第では上位争いになるはずだ。

 テン乗りとなる田口騎手はパートナーの持ち味を引き出すことができるか。人馬揃っての重賞初制覇を果たし、3年目の更なる飛躍につなげてほしい。

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