マンチェスター・シティは27日、CBジュマ・バーを獲得したことを発表 [写真]=Getty Images マンチェスター・シティは27日、バジャドリードからCBジュマ・バーを完全移籍で獲得したことを発表。また、今シーズン終了までは、RCランスへとレンタル移籍することも併せて伝えている。
数カ月前まで母国シエラレオネで、家族が経営するパン屋のお手伝いをしていた大型CBが、メガクラブのひとつに渡る。2006年4月11日生まれのジュマ・バーは現在18歳。AIKフリートンでキャリアを始めると、2023年10月にシエラレオネ代表に初選出(デビューはまだ)されるほどの著しい成長を見せた後、昨夏にバジャドリードに加入した。さらに、スペイン最高峰の扉を開いたにとどまらず、同年9月のレアル・ソシエダ戦でデビューを飾って以降、身長195cmのフィジカルを活かした空中戦や対人の強さを武器に、“プセラ”の最終ラインに定着。ここまでラ・リーガで13試合に出場していた。
今シーズン終了までプレーするRCランスでは、背番号『27』を着用することが決定。RCランスのピエール・ドレオッシMD(マネージング・ディレクター)は、クラブ公式サイトにて「ジュマ・バーをRCランスに迎えることができて嬉しく思う」と語り、以下のように続けている。
「弱冠18歳のジュマは、ここ数カ月間でラ・リーガにおいて最も有望な選手のひとりとしての地位を確立した。キャリアの早い段階でマンチェスター・シティに加入したことは、彼のポテンシャルを裏付けている」
「優れたフィジカルとゲームを読む能力にも恵まれたジュマは、すでに幅広いプレーを見せている。我々のスカウト部門は、何カ月も前から彼の成長を見守っていて、レンタルでアルトワにやってきたのは、スピードがありデュエルに強いディフェンダーでチームを強化したいというスポーツマネジメントの願いを具体化したものである。ウィル・スティル監督が率いるチームのDNAに適合するキャラクターだ。ジュマ、“血と黄金”にようこそ!」
なおスペイン紙『マルカ』によると、マンチェスター・シティは、バジャドリードが設定していた同選手の契約解除金600万ユーロ(約9億7000万円)を支払ったとのことだ。
【公式発表】RCランスにレンタル加入するジュマ・バー
Nouveau roc dans l'aventure artésienne... ⛰️#JumaBah #Jumanji pic.twitter.com/5eMXSgJXls— Racing Club de Lens (@RCLens) January 27, 2025